怒りのラケット破壊ジョコビッチに海外批判 「赤ん坊がおもちゃを投げる」「自業自得だ」の声も
テニスの4大大会・ウィンブルドン選手権は16日、英ロンドンで男子シングルス決勝が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)にフルセットの末敗れた。ジョコビッチは試合中、ラケットを破壊するシーンも。複数の海外メディアがこの場面を報じ、「赤ん坊が乳母車からおもちゃを投げた」などといった海外ファンの声も紹介されている。
ウィンブルドン決勝でフルセットの末に敗れる
テニスの4大大会・ウィンブルドン選手権は16日、英ロンドンで男子シングルス決勝が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)にフルセットの末敗れた。ジョコビッチは試合中、ラケットを破壊するシーンも。複数の海外メディアがこの場面を報じ、「赤ん坊が乳母車からおもちゃを投げた」などといった海外ファンの声も紹介されている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
感情を抑えられなかった。フルセットにもつれた決勝。最終セットで先にブレークを許したジョコビッチは、怒りのあまり手にしていたラケットをネット端のポールに投げつけた。ラケットは曲がって使えない状態に破壊されてしまった。このまま敗れ、24度目の4大大会制覇はならなかった。
怒りを道具にぶつけてしまったジョコビッチの行動については、複数の海外メディアが記事などで報じた。スペインのスポーツ紙「アス」英語版では「ウィンブルドン決勝でラケットを破壊したノバク・ジョコビッチにはいかなる処罰が与えられたのか?」との見出しで記事を掲載した。
ラケット破壊については「一瞬の激高」と表現し、「いかなる処罰を受けたのだろうか?」とその後についても注目。「苛立ってネットにラケットを投げつけ、スペインの若手は観客に向かって耳を覆った。怒りのリアクションにより、コードバイオレーションを受けた」「36歳はプレッシャーを感じており、この時何かを失ったことに気づいていたのだ」とジョコビッチの様子を伝えた。
英紙「ミラー」電子版は、このシーンに批判的に反応したSNS上の海外ファンの声を記事で伝えた。「ジョコビッチは正気を失っている」と冷静さを失った様子を伝える投稿のほか、「ジョコビッチは癇癪を起して手首を痛めた。自業自得だ」「赤ん坊のジョコビッチが乳母車からおもちゃを投げている」などと怒りの場面を表現するファンもいたという。
「ミラー」の記事では「ジョコビッチが苦境に立たされるのはこれが初めてではなかった。その前にサーブに時間をかけ過ぎたことでタイムバイオレーションの警告を受けていた」と伏線についても記されていた。
(THE ANSWER編集部)