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井上尚弥の恐ろしさを知る敗者 早くもフルトンの「敗因」指摘「彼にとってあまりに速く爆発的」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。かつて井上に敗れたWBO世界バンタム級王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)が井上勝利を予想。「イノウエは勝つためにたった1秒完璧であればいい」と語っている。

井上尚弥【写真:浜田洋平】
井上尚弥【写真:浜田洋平】

井上尚弥VSフルトンをマロニーが予想

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。かつて井上に敗れたWBO世界バンタム級王者ジェイソン・マロニー(オーストラリア)が井上勝利を予想。「イノウエは勝つためにたった1秒完璧であればいい」と語っている。

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 モンスターの恐ろしさを知る男が、注目の一戦に触れた。マロニーは2020年10月に米ラスベガスで井上と対戦し、強烈な右ストレートを浴びて7回2分59秒KO負け。英専門メディア「リングニュース24」は「イノウエに負けたにもかかわらず、あるいは負けたからこそ、マロニーはいまだに彼のファンだ」とつづり、マロニーが米専門メディア「プロボックスTV」に語った内容を伝えた。

 マロニーは「彼が(スーパーバンタム級の)初戦からその階級の最高のボクサーを追い求めるのはとてもエキサイティングなことだ」と待ち望む一戦だという。その上で「フルトンは非常に優れたボクサーだと思う。彼は異なるスタイルを見せてくるので、僕たちが見たことがない疑問をイノウエに投げかけるだろう」と井上より大きな体格に触れながら展望を描き、こう警鐘を鳴らした。

「普段よりも大きな相手と戦うという点は、イノウエにとってチャレンジだ。しかもフルトンは利口で、とても狡猾だ。良い動きをするし、カウンターもとてもうまい。ハンドスピードも良いし、イノウエを疲れさせるだろう」

 井上が警戒すべき点を挙げたものの、「彼がイノウエを大いに困らせるに十分なツールを持っているとは思わない」と井上勝利を予想。「フルトンを軽視するわけではない。イノウエがただただ非常に特別なボクサーだと僕は思っている。今年の終わりまでには4団体を統一すると思う。僕はイノウエをそれだけ高く評価しているんだ」とした。

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