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東京で“温かい歓迎”を受けたフルトン 7・25井上尚弥戦へ決意の投稿「俺たちは歴史を作る」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。11日に来日したフルトンが日本のファンにサイン攻めにあいながらも丁寧な対応を見せ、英記者などからその光景が称賛されていたが、米興行大手・トップランク社の公式インスタグラムも動画を公開。海外ファンから「素晴らしいシーン」「待ちきれない」といった声が上がっている。

スティーブン・フルトン【写真:Getty Images】
スティーブン・フルトン【写真:Getty Images】

来日直後の振る舞いに注目

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、25日に東京・有明アリーナでWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に挑戦する。11日に来日したフルトンが日本のファンにサイン攻めにあいながらも丁寧な対応を見せ、その光景は海外から称賛を集めているが、フルトン本人も来日後に自身のツイッターを更新。「俺たちは歴史を作る」と決戦への決意を示している。

 敵地でも人気と注目度の高さをうかがわせた。11日に来日したフルトンを待っていたのは日本のファン。サインを求める声に真摯に対応し、多くの人に囲まれながら一つひとつ丁寧にペンを走らせた。その後は報道陣の取材にも対応。たどり着いた決戦の地で紳士的な振る舞いを見せた。

 フルトンは自身のインスタグラムのストーリー機能で動画を公開して反響を呼んでいたが、米興行大手・トップランク社の公式インスタグラムも動画を公開。「スティーブン・フルトンは東京で温かい歓迎を受けた」と文面を添えた。

 海外ファンもすぐに反応。「戦いを実現させたこの2人に敬意を払うよ」「フルトンはベルトを持って帰るだろう」「大好きなボクサーの1人よ」「素晴らしいシーンだ」「素晴らしい戦い、待ちきれないよ」「どこでチケットが買えるんだ!」など称賛の声が集まっている。

 またフルトンは13日にツイッターを更新。「俺たちは歴史を作る」とつづると、「この戦いを勝ち取るんだ」「チャンピオンを信じている、イノウエにボクシングのレッスンをしてあげるんだ」「見るのが楽しみだ。日本にはあなたを応援してくれるアメリカのボクシングファンがたくさんいるぞ」「そうだ、行けチャンピオン!!」といった激励の声も寄せられている。

 日本で世界戦に臨む海外選手は試合1週間から10日ほど前に来日することが多いが、フルトンは2週間前とやや早めだった。セミファイナルでは、WBO世界フェザー級タイトルマッチとして王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)と清水聡(大橋)が対戦。興行はNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で独占無料生配信される。

(THE ANSWER編集部)

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