「妻よりも一緒にいる時間は長い」と話したエピソードも紹介

　同メディアは水原通訳が過去に別の米メディアに語った大谷との関係性にもついても説明。「スポーツ・イラストレイテッドで報じられたことによると、彼は2019年から2020年にオオタニが怪我の治療をしている際には食品雑貨類の買い出しをしたり、エンゼルスのチームメートと関係を深めるため、携帯にゲームをダウンロードするよう彼（大谷）に勧めたりした。ミズハラはジ・アスレチックに対し、オオタニの横での彼の仕事のうち、通訳はわずか10％程度にすぎないと話した」いう内容だ。

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　また水原氏が「ジ・アスレチック」に語った「私たちはほとんど毎日一緒にいます。妻と一緒にいる時間より長いので、個人的に仲良くないと難しいでしょう」との言葉も伝えられていた。

　ほかにも「6つしか投稿がない彼（水原氏）のインスタグラムのアカウントは、34万5000人のフォロワーを誇っている」「彼は2023年のエンゼルス本拠地開幕戦ではスタンディングオベーションを受けさえした」などと、通訳としては異例の人気ぶりも伝えている。

　記事では水原通訳の生い立ちまで深堀している。ファイターズで通訳を務めている時期に大谷と出会ったことのほか、「ミズハラは北海道の苫小牧で1984年に生まれた。1991年にロサンゼルスに引っ越し、ロサンゼルス郡東部のカリフォルニア州ダイヤモンドバーで育った。2007年にはカリフォルニア・リバーサイド近くの大学を卒業した」などと事細かに報じた。

　加えて「アナハイムのエンゼル・スタジアムの近くで育ったにもかかわらず、ミズハラはエンゼルスをそこまで追っていなかった。彼の野球への興味はヒデオ・ノモがドジャースに加入した1995年から始まった」「2018年に行われたバリー・スポーツ・ウェストのインタビューでは、ミズハラはイチロー・スズキの影響でマリナーズを追いかけたとも話した」と水原通訳が野球で影響を受けた出来事についても伝えられている。