米専門メディアが報道

　ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）は、25日に東京・有明アリーナでWBC＆WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン（米国）に挑戦する。井上優勢の声も根強い中、フルトンは「俺はとても賢い。俺が出し抜けない相手などいない」などと自信満々の発言。米専門メディアが報じている。

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　フルトンの自信に満ちた発言を伝えているのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」。「イノウエとの激突に向けフルトンが日本へ　『俺は自分の力を信じている』」との見出しで始まる記事では「机上では、フルトンにとってイノウエはこれまで戦ってきた最高の対戦相手だろう。イノウエがホームアドバンテージがある中での試合であっても、フルトンが動じることはない」と記している。

　その中で、フルトンが米興行大手「PBC」のポッドキャストで「それに関して泣くような理由はない」と語ったとしたうえで、フルトンの談話を紹介している。

「心配無用。しかるべき時にしかるべきアジャストをするだけ。俺は自分の力を信じている。俺はとても賢い。俺が出し抜けない相手などいない」

　王者として挑戦を受ける立場のフルトン。敵地に乗り込み、最強モンスターを迎え撃つことへの自信に満ちているようだ。