ウッズ、惜敗の裏で脚光 米ファンが「彼もついに大人になった」と感激した行動とは
海外ゴルフの4大メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権最終日は12日(日本時間13日)、元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米国)は「64」の猛チャージを演じ、首位と2打差の2位。惜しくも復活のメジャーVを逃したが、ラウンドの一流の振る舞いが反響を呼んでいる。
2打差で惜敗後に見せた“祝福の抱擁”が話題「ただただ素晴らしい」
海外ゴルフの4大メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権最終日は12日(日本時間13日)、元世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米国)は「64」の猛チャージを演じ、首位と2打差の2位。惜しくも復活のメジャーVを逃したが、ラウンドの一流の振る舞いが反響を呼んでいる。優勝したブルックス・ケプカ(米国)を待ち構えて抱擁。感動的なシーンを米レポーターが動画付きで公開すると、米ファンに「タイガー2.0」「彼もついに大人になった」「ただただ素晴らしい」などと感激の声が広がっている。
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なんとも印象的なシーンだった。全米オープンに続く優勝を決め、18番ホールから引き揚げてくるケプカ。細い通路を通って、その先に待っていた赤いシャツ、黒のパンツ。ウッズだ。がっちりと握手を交わし、笑顔を見せるとそのまま抱擁を交わした。2打差で惜しくも優勝を逃したウッズ。それでも、勝者を称えるためにリッキー・ファウラー(米国)らと待っていたのだ。
ウッズの一流の品格が表れるシーンについて、米ゴルフチャンネルのレポーター、トット・ルイス氏が公式ツイッターにこうつつっている。
「PGA選手権後、ケプラをクラブハウス前で最初に祝福したのは、タイガー・ウッズだった。私はタイガーが、優勝した対戦相手を待っていたという光景は見たことがなかった。素晴らしい品格が垣間見えた光景であり、ケプラにとっても特別な瞬間となったはずだと思う」