エ軍戦前に見られたMLBならではの光景 緊急トレード選手の熱い抱擁に反響「不思議な気持ちに…」
米大リーグのエンゼルスは24日(日本時間25日)、ロッキーズからマイク・ムスタカス内野手を交換トレードで獲得したと発表した。敵地ロッキーズ3連戦の2試合目が終わった直後の出来事。ムスタカスは翌25日(同26日)にはエンゼルスの練習着に身を包み、前日まで味方だった指揮官らとハグを交わした。米放送局のレポーターがこの様子の動画を公開すると、米ファンからは「世界で最も気まずい気持ちに違いない」「なんて感動的な瞬間だ!」「野球は時として奇妙だ」などと様々な反響が寄せられている。
連戦中のロッキーズからムスタカスをトレードで獲得
米大リーグのエンゼルスは24日(日本時間25日)、ロッキーズからマイク・ムスタカス内野手を交換トレードで獲得したと発表した。敵地ロッキーズ3連戦の2試合目が終わった直後の出来事。ムスタカスは翌25日(同26日)にはエンゼルスの練習着に身を包み、前日まで味方だった指揮官らとハグを交わした。米放送局のレポーターがこの様子の動画を公開すると、米ファンからは「世界で最も気まずい気持ちに違いない」「なんて感動的な瞬間だ!」「野球は時として奇妙だ」などと様々な反響が寄せられている。
移籍の多いメジャーリーグならではの光景だ。エンゼルスの赤い帽子とパーカーを着用したムスタカスが、前日まで所属していたロッキーズ側のダグアウトに向かった。出迎えたバド・ブラック監督と力強く抱擁。感謝の思いを口にした。ブラック監督もムスタカスの肩に手をかけ、何かを語りかけている。
米コロラド州地元放送局「AT&Tスポーツネット・ロッキーマウンテン」でレポーターを務めるケルシー・ウィンガートリンチさんが自身のツイッターに動画を投稿。「フィールドの向こう側にトレードされたマイク・ムスタカスに沢山のハグ」などと記した。
動画を見た米ファンからは「連戦中に相手チームにトレードされるなんて、世界で最も気まずい気持ちに違いない」」「サヨナラは嫌いだ」「ワオ、なんて感動的な瞬間だ!」「野球は時として奇妙だ」「彼が出ていくのは残念」「対戦している相手との間でトレードが起こると、いつも不思議な気持ちになる。昨夜までこっちのダグアウトにいたのに、次の日には反対側にいるなんてクレイジーに違いない」などと様々な反応が集まった。
ムスタカスは2011年にロイヤルズでメジャーデビューし、17年には38本塁打を放った経験を持つ右投げ左打ち、34歳のベテラン内野手。通算207本塁打を記録しており、今季はロッキーズで47試合に出場し、打率.270、4本塁打、17打点だった。エンゼルスからは交換相手としてマイナーの右腕コナー・バン・スコヨク投手がロッキーズに移籍した。
(THE ANSWER編集部)