大谷翔平に「カーブを使いすぎた」 MLB224勝右腕が失投悔やむ「狙ったところに投げられなかった」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で2戦連発の24号逆転2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。これで直近10試合で8本塁打の大暴れ。MLB公式は被弾した通算224勝右腕とロイヤルズ指揮官の談話を紹介。「あの1球は失投だった」と振り返っている。
敵地ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地ロイヤルズ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で2戦連発の24号逆転2ランを放ち、5-2の勝利に貢献した。これで直近10試合で8本塁打の大暴れ。MLB公式は被弾した通算224勝右腕とロイヤルズ指揮官の談話を紹介。「あの1球は失投だった」と振り返っている。
衝撃のアーチにスタンドがどよめいた。第3打席、1点ビハインドの5回無死二塁の場面。グリンキーが内角低めに投じた69.7マイル(約112.2キロ)のカーブを振り抜くと、確信歩きを見せた。手応え十分の打球は、もの凄い勢いで右中間席に着弾。両リーグトップを走る逆転の24号2ランで、悠々とダイヤモンドを一周した。
MLB公式は「日曜日、ロイヤルズの殿堂入りするであろう先発投手はエンゼルスのスーパースターで、殿堂入りする可能性があるショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトに敗れた」と記し、ロイヤルズ側の“お手上げ”の様子を紹介。マット・クアトラーロ監督は「彼ら(大谷とトラウト)は間違いなく、ここ何年も数多くの投手に対してああいうことをしてきた。2人の球界最高の打者だ……3巡目になって、彼らは修正してきた」と大谷だけでなく、2者連続本塁打となったマイク・トラウト外野手の一発もたたえた。
被弾したMLB通算224勝のザック・グリンキー投手は「オオタニへの1球は失投だったし、彼はホットだ。今年は(カーブを)使いすぎると相手は打ってくるようになった。今日もそうだったように思う。使いすぎてしまった。良いチェンジアップを投げていれば、あの打席はまずまずの結果を得られていたと思う。トライしてみたが、狙ったところに全然投げられなかった」と落胆した様子だった。
(THE ANSWER編集部)