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プロテスト7度目で合格の苦労人 26歳丹萌乃、3年半ぶり参戦を実現させた「ゴルフが好き」の原点

女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスが16日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で開幕した。約3年半ぶりのレギュラーツアー出場となった26歳・丹萌乃(ディライトワークス)は4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの24位で初日を終えた。2021年に7度目のプロテストで合格を掴んだ苦労人。「久々に会う選手も多かったですし、やっぱり雰囲気がステップ・アップ・ツアーとは全然違う」と噛み締めた。

ニチレイレディス初日に出場した丹萌乃【写真:Getty Images】
ニチレイレディス初日に出場した丹萌乃【写真:Getty Images】

国内ツアー・ニチレイレディスが開幕

 女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスが16日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で開幕した。約3年半ぶりのレギュラーツアー出場となった26歳・丹萌乃(ディライトワークス)は4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの24位で初日を終えた。2021年に7度目のプロテストで合格を掴んだ苦労人。「久々に会う選手も多かったですし、やっぱり雰囲気がステップ・アップ・ツアーとは全然違う」と噛み締めた。

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 2019年11月の大王製紙エリエールレディス以来、約3年半ぶりのレギュラーツアーに主催者推薦で出場となった丹。「先週からショットが良くなりつつあり、大きく曲がることなく安定して18ホール回れた」と手応えを口にしたとおり、出だしの10番でバーディースタート。18番、1番を含め、4つのパー5のうち3つでスコアを伸ばした。

 愛媛・西条市出身。ゴルフ部のある高校への進学を希望し、環境面から岡山・作陽高へ進んだ。渋野日向子の2年先輩にあたる。卒業後からプロテストを受検するも、不合格が続いた。2015年度と2018年度で1打差に泣いた。それでもツアー予選会(QT)を経て、19年シーズンはツアー35試合に出場している。

 しかし20年からは規定が改正され、QT出場も「原則JLPGA会員」となった。プロテストに合格するしかない状態に。苦しかったが、一度もゴルフを辞めようとは思わなかった。

「ゴルフが好きなので。好きだから頑張ろう、それだけでした」

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