敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で二刀流出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。8回の第4打席に443フィート（約135メートル）の特大22号2ランを放った。首位レンジャーズを粉砕し、シーズン50発ペースに乗せた一打を放った直後に見せた“サイン”が話題に。日米ファンから「嬉し泣きしている」「チーム一丸になっとる」「これかっこいい」といった声が寄せられている。

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　仲間に託した。3-2と1点リードの8回に生まれた大谷の豪快弾。打球速度109.4マイル（約176.0キロ）から135メートルもかっ飛ばした左中間2階席への22号2ランを放った大谷は“確信歩き”からダイヤモンドを回り始めると、左翼方面を見ながら左手を大きく掲げ、人差し指を天に向けた。視線の先にあったのはエンゼルスのブルペン。大谷が送った“サイン”に反応したブルペンのホセ・ソリアーノ投手は両手を大きく掲げ、喜びを示した。

　この日、先発のマウンドに上がった大谷は6回2失点で降板。レンジャーズの強力打線に何度かいい当たりをされながらも先発の役割を果たした。自身の6勝目もさることながら、首位チームとの4連戦の勝ち越しがかかっていただけに、救援陣への信頼を示したようだった

　カリフォルニア地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の公式ツイッターは「レッツゴーーー」とつづって動画を公開。米ファンからは「彼は投手として2失点を喫したが、打者としてホームランを打って2打点を挙げることで取り返した！」「嬉し泣きしている」「とっても愛してるオオタニ」「レッツゴーベイビー！」といった反響が寄せられた。またツイッター上の日本人からも「これかっこいい」「感動　チーム一丸になっとる」といった声が上がっている。