元4団体王者ロペスが2階級制覇 19戦無敗王者に判定3-0、グラつかせた鮮烈右フックに海外興奮
ボクシングのWBO世界スーパーライト級タイトルマッチが10日(日本時間11日)に米ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデン・シアターで開催され、王者ジョシュ・テイラー(英国)に元ライト級4団体統一王者テオフィモ・ロペス(米国)が挑戦。ロペスが3-0(115-113×2、117-111)の判定勝ちで王座奪取に成功した。無敗のテイラーをグラつかせた鋭い右フックの瞬間を米興行大手・トップランク社が公開。海外ファンから「完璧な一撃」「相手は見えてすらいなかった」などど興奮の声が上がっていた。
WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ
ボクシングのWBO世界スーパーライト級タイトルマッチが10日(日本時間11日)に米ニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデン・シアターで開催され、王者ジョシュ・テイラー(英国)に元ライト級4団体統一王者テオフィモ・ロペス(米国)が挑戦。ロペスが3-0(115-113×2、117-111)の判定勝ちで王座奪取に成功した。無敗のテイラーをグラつかせた鋭い右フックの瞬間を米興行大手・トップランク社が公開。海外ファンから「完璧な一撃」「相手は見えてすらいなかった」などど興奮の声が上がっていた。
ロペスが強烈な一撃でぐらつかせた。7回、テイラーをコーナーに追い詰めると目にもとまらぬ右フックを一閃。的確に相手の顔面を捉えた。テイラーは立ち続けたがふらつき、クリンチで何とか逃れたが、ダメージは明らかだった。終わってみれば3-0の判定勝ち。ロペスが2階級制覇に成功した。
テイラーをふらつかせた素早いロペスの一撃を、トップランク社公式ツイッターがスローモーション映像で公開。その威力と正確さが明らかとなり、米ファンからは「これはエグい」「なんてパフォーマンスだ。アンチを黙らせた」「完璧な一撃」「ロペスのなんてファイトだ」「これがチャンピオンの倒し方だ」「アメージングなパフォーマンス」「美しい」「彼が逝ったと思った」「支配力」「彼は見えてすらいなかった」などと驚きの声が上がっていた。
試合前まで19勝(13KO)無敗と強さを誇ったテイラーを葬ったロペス。2020年10月に元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とのライト級4団体統一戦に判定勝ちしたが、21年11月にIBF同級1位だったジョージ・カンボソス・ジュニア(豪州)に1-2で判定負け。王座陥落していた。
(THE ANSWER編集部)