通算50勝伝説女子ゴルファーの振る舞いに驚き アマトップ寺岡沙弥香「学べました」
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第3日が10日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。50位で出たアマチュアの20歳・寺岡沙弥香(ナパラGC一本松C)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダーでアマトップの20位に浮上。昨年の日本女子アマチュア選手権女王は、ツアー通算50勝のレジェンドと同組で回った経験を生かしながら戦った。
宮里藍サントリーレディス第3日
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第3日が10日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。50位で出たアマチュアの20歳・寺岡沙弥香(ナパラGC一本松C)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算6アンダーでアマトップの20位に浮上。昨年の日本女子アマチュア選手権女王は、ツアー通算50勝のレジェンドと同組で回った経験を生かしながら戦った。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
寺岡は前半から飛ばした。10番で5メートル、11番で3メートルを入れて連続バーディー。12番パー5も残り80ヤードから2メートルにつけ、3連続で伸ばした。「獲る気満々でした」と18番も5メートルをねじ込んでバーディー。後半も1つ伸ばし、アマトップに浮上した。
初々しく「緊張する」と漏らしながら記者たちの待つ取材エリアに登場。「今やっていることは調子が悪くてもイーブンで回れるようにすること。あまり波をつくらないようにしています」。お手本になったのが不動だ。1か月前のワールドレディスサロンパス杯で同組。2000年から6年連続賞金女王に君臨し、最年少で永久シードを保持するなど一時代を築いた大先輩の姿に目を見張った。
「不動さんはあまり調子がよくなかったみたいですが、ボギーの後の立ち振る舞いを学ぶことができました。次のホールに行く姿勢。猫背になったり、下を向いたりしない。パーの後みたいに堂々と歩いている感じでした」
昨年の日本女子アマを制し、連覇のかかる今年は今大会翌日に秋田へ移動。プロテストは2次から受験する。その前に今週はローアマで自信をつけたいところ。昨年全米女子アマ選手権女王の馬場咲希は自身と2打差35位で追ってきている。
「パットが下手くそなので、もうちょっとよくしたい。(ローアマは)レギュラーツアーで獲ったことがない。狙っているけど、争っている人がみんな上手い。自分のプレーができれば獲れなくてもいいかな」
まだ不動のような堂々たる心意気には及ばないが、成績を残し、少しずつ成長していく。
(THE ANSWER編集部)