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「すっごい楽しい」 18歳馬場咲希、渋野&山下と回った飛躍の予選通過「学びはめっちゃある」

女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第2日が9日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。36位で出た昨年全米女子アマチュア選手権女王の馬場咲希(東京・代々木高3年)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダーの43位。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として出場し、予選通過を果たした。

宮里藍サントリーレディス第2日に出場した馬場咲希【写真:Getty Images】
宮里藍サントリーレディス第2日に出場した馬場咲希【写真:Getty Images】

宮里藍サントリーレディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス第2日が9日、兵庫・六甲国際GC(6513ヤード、パー72)で行われた。36位で出た昨年全米女子アマチュア選手権女王の馬場咲希(東京・代々木高3年)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダーの43位。スポンサー契約を結ぶサントリーの大会で“ホステスアマ”として出場し、予選通過を果たした。

 馬場はなんとか予選通過した。4番のバーディーで勢いづいたかに思われたが、10番でボギー。カットライン付近をさまよったものの、17番のバーディーで安全圏に入った。「昨日、今日はティーショットがあまりよくなくて、その後のセカンドも難しい場所から打つことが多かった。この2日間、その中で耐えて来られたので良かったかなと思います」と笑顔を見せた。

「最近アンダーが出ていなかったので、試合で2日間アンダーで回れてとりあえず良かったです。ブリヂストンレディスは予選落ちしてしまったので、今週は『絶対に通るぞ』という気持ちで会場に入りました。調子も前より良くなったので、試合前は自信があったんですけど、初日からショットが悪かったので『やっぱそうだよね』という感じでやっていました」

 3週前のブリヂストンレディスでは予選落ち。「ショットが悪くなったきっかけは、トレーニングをして少しバランスが悪くなってしまったのもある」。米国で練習していた際はコーチがおらず、一人で考えながらやっていたことでスイングを崩したという。帰国後に指導を受けながら猛修正。「全部バラバラって言われました(笑)。リズムも、下半身と上半身のバランスも全部バラバラ」と、一から作り直した。

「今週はショットに対して自信を持てていないところが大きかった。体を大きく回せないと、手で合わせてしまう。体を振る、回すというのを一番に考えて、とにかく体を止めないことを意識していました」

 今大会は父・哲也さんがキャディーを担当。予選2日間は同じくサントリーと契約する24歳の渋野日向子、昨季年間女王で前年大会を制した21歳の山下美夢有(加賀電子)と同組だった。注目組で多くのギャラリーを引き連れてラウンド。馬場は物怖じすることなく飛躍し、戦い抜いた。

「すっごい楽しいです。こんなにギャラリーがついてくれたのは凄く久しぶり。渋野さんと山下さんとも一緒に回れて、この2日間本当に最高でした。(2人からの学びは)めちゃくちゃあります。ショット力の凄さ、強気のパッティング。私がずっと思っていたものをしてらっしゃった。私には足りないところだなって。私には足りないところだらけだと凄く学んだので、これからに向けてお二人の技を盗めるように頑張ります」

 昨年は全米女子アマで日本勢37年ぶり2人目の優勝。世界アマランク2位の18歳は「2日間、耐えて、耐えてのゴルフだったので、明日と明後日は攻められるように。攻めて、攻めてのゴルフができるように頑張りたいです」と気合を入れた。アマ最上位は6アンダー12位の六車日那乃。ローアマ争いは馬場と4打差あるが、諦める差ではない。

(THE ANSWER編集部)


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