失格問題の加藤未唯支えたパートナーが「イイやつだ」 スピーチ中にとった行動に海外注目
テニスの4大大会・全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで混合ダブルス決勝が行われ、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。表彰式での加藤のスピーチ中には、プッツがマイクを持つ気遣いが話題に。海外記者が「本当にイイやつだ」と注目している。
全仏オープン混合ダブルスで優勝
テニスの4大大会・全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで混合ダブルス決勝が行われ、加藤未唯(ザイマックス)ティム・プッツ(ドイツ)組が優勝した。表彰式での加藤のスピーチ中には、プッツがマイクを持つ気遣いが話題に。海外記者が「本当にイイやつだ」と注目している。
加藤は、表彰式で「英語はそれほど上手じゃないので」と準備していたメモを手にスピーチした。風があったのか、紙を両手で持てるようにプッツがマイクを持って加藤をアシスト。最後まで相棒を支えていた。
欧州衛星放送「ユーロスポーツ」の中継でも映された一幕。ツイッター上でも注目を集め、英紙「I」のジェームズ・グレイ記者は「今週だけの彼の振る舞いから考えるに、ティム・プッツは本当にイイやつのようだ」と反応した。海外ファンからも「風があったからプッツがマイクを持ってあげてる。可愛すぎる」「カトウがスピーチを読む間に、ティム・プッツはマイクを持ってあげた。レジェンドだ」と称賛されていた。
加藤、プッツ組は決勝でビアンカ・アンドリースク(カナダ)マイケル・ヴィーナス(ニュージーランド)組と対戦。4-6、6-4の1-1で10ポイント先取のタイブレーク決戦に突入した激闘を最後は10-6で勝利した。加藤にとっては4大大会初制覇となった。
(THE ANSWER編集部)