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F1角田裕毅は「まじで芸術」 降格の憂き目も熾烈バトルの超絶技術に反響「上手すぎて興奮した」

現地時間4日に行われた自動車レースF1の第8戦スペインGPで、角田裕毅(アルファタウリ)は9番手でフィニッシュしたものの、レース中のペナルティーでタイム加算されたため12位に降格となる結果となった。失意のあまりバックヤードでは憔悴した様子だったが、レースで見せた高いパフォーマンスにF1公式ツイッターが脚光。「歴史に残る争い」とつづって動画を公開すると、日米ファンから「信じられないバトル」「まじで芸術」といった声が上がっている。

角田裕毅【写真:Getty Images】
角田裕毅【写真:Getty Images】

F1第8戦スペインGP

 現地時間4日に行われた自動車レースF1の第8戦スペインGPで、角田裕毅(アルファタウリ)は9番手でフィニッシュしたものの、レース中のペナルティーでタイム加算されたため12位に降格となる結果となった。失意のあまりバックヤードでは憔悴した様子だったが、レースで見せた高いパフォーマンスにF1公式ツイッターが脚光。「歴史に残る争い」とつづって動画を公開すると、日米ファンから「信じられないバトル」「まじで芸術」といった声が上がっている。

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 テール・トゥー・ノーズの激しいバトルだった。レース終盤、ポイント圏内を争う場面で競り合ったのは角田と周冠宇(アルファロメオ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の3台のマシン。ヒュルケンベルグがストレートの伸びを生かしてオーバーテイクしていくが、角田と周も食らいつく。懸命にインを死守する周、直線の力強い伸びからヒュルケンベルグを豪快に抜き去る角田。三者三様のドライビングテクニックが見られたスペインGPだった。

 F1公式ツイッターは「歴史に残る3人の争い。ジョウ、ヒュルケンベルグ、ツノダの闘いは劇的だった!」とつづり、3人のバトルが繰り広げられた動画を公開。海外ファンからは「信じられないバトルでツノダは最終的に不公平なペナルティーを受けた」「ユウキのオーバーテイク、wow」といった反響が寄せられた。

 日本人ファンからは角田のドライビングテクニックへの称賛の声が集まっている。

「ほんときれいなオーバーテイク」
「この角田の14周目のオーバーテイクは、ホントに全体が見えてるし上手すぎて興奮した」
「角田にペナルティが出なければめっちゃめっちゃ楽しめたのに」
「この周をオーバーテイクしたときの動きマジでF2の頃の角田みたいで大好き」
「角田裕毅の華麗なオーバーテイク!」
「ユーキのレイトブレーキからのオーバーテイクはまじで芸術だと思う」

 角田は決勝レースを15番グリッドからスタート。入賞圏内を争う中で迎えた56周目、周にターン1で外から並びかけられてインを死守しようとしたが、わずかなアクションに反応した周はマシンコントロールを失って外に膨れてコースオフ。この動きに対し、角田に5秒のタイムペナルティーとペナルティーポイント1が与えられた。9位フィニッシュしたものの、レース後に12位に降格となってしまったが、技術の高さが証明されるレースでもあったようだ。

(THE ANSWER編集部)

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