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井上尚弥は「きちんと闘いに来る」 20戦全勝元王者がフルトンとの違い強調「彼は基本的に…」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)と7月25日に東京・有明アリーナで対戦する。日本のボクシングファンが待ち望む一戦について、20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位、ライース・アリーム(米国)が分析。井上優位と予想し、両者のどちらと対戦したいかについても日本人ボクサーの名前を挙げている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

WBO世界スーパーバンタム級2位のアリーム、井上VSフルトンを分析

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は、WBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)と7月25日に東京・有明アリーナで対戦する。日本のボクシングファンが待ち望む一戦について、20戦全勝のWBO世界スーパーバンタム級2位、ライース・アリーム(米国)が分析。井上優位と予想し、両者のどちらと対戦したいかについても日本人ボクサーの名前を挙げている。


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 井上のスーパーバンタム級での初戦まで残り約1か月半、決戦ムードは徐々に高まっている。昨年12月にバンタム級の世界4団体統一を達成した井上は、今年1月にスーパーバンタム級転向を表明。7月25日に東京・有明アリーナで、フルトン戦に臨む。

 階級変更後の井上の初戦について、米ボクサーも注目している。デビューから20戦全勝(12KO)、2021年にはWBA同級暫定王座にも就いた実績を持つアリームは、英ボクシング専門メディア「セカンズ・アウト」の公式YouTubeに出演。井上とフルトンの一戦について問われると、「イノウエ優位だと思う」と予想し、「フルトンは王者だけど、彼(井上)は4団体統一王者になった男だ。彼が勝つと思う。長い試合になるだろうけどね。もしもフルトンが勝ったら、俺が考えているよりもずっと良い選手だったということだ」と続けた。

 また、スタイル的に対戦したい相手は井上とフルトンのどちらかと聞かれたアリームは、「イノウエかな」と回答。その理由について「より多くのチャンスが得られるだろうし、彼はきちんと闘いに来るからね。フルトンは、基本的に動き回ってクリンチしてくる。パンチを放っては抱きついての繰り返し。イノウエとなら爆発力のある試合ができる」と2人の特長を強調しながら明かした。

 WBAは井上とフルトンの勝者が、WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と統一戦を行うことを承認している。6月にIBF世界スーパーバンタム級4位のサム・グッドマン(豪州)と対戦予定のアリームは、「タパレスが持っているベルトの一つはIBFだ。だから、俺がこの男(グッドマン)に勝ったら、いつIBFのタイトル戦に臨めるのか考えるよ。タパレスがイノウエVSフルトンの勝者と戦うのを待たなければいけないのか、その前にタパレスと対戦できるのか。まずは次戦に勝って何が起きるか待たなければいけない。俺としてはタパレスと年内に対戦したいからね」と、今後の同階級の行方について自身の見解を語っていた。

(THE ANSWER編集部)


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