加藤未唯、失格した女子ダブルス相棒と友情のハグ 敵同士で対戦後に爽やかなスポーツマンシップ
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、混合ダブルス準決勝で加藤未唯(ザイマックス)、ティム・プッツ(ドイツ)組が、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)、マトヴェ・ミデルクープ(オランダ)組に7-5、6-0でストレート勝ち。自身初の決勝進出を果たした。女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけ、大会の騒動となった失格劇を乗り越え、女子ダブルスでコンビを組んだスーチャディを破った。
海外ファンらも2人に労いの拍手「彼女たちの一人が決勝に行けることは正しい」
テニスの4大大会・全仏オープンは7日、混合ダブルス準決勝で加藤未唯(ザイマックス)、ティム・プッツ(ドイツ)組が、アーディラ・スーチャディ(インドネシア)、マトヴェ・ミデルクープ(オランダ)組に7-5、6-0でストレート勝ち。自身初の決勝進出を果たした。女子ダブルスでボールガールにボールをぶつけ、大会の騒動となった失格劇を乗り越え、女子ダブルスでコンビを組んだスーチャディを破った。
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勝利を決めた加藤はプッツと抱擁を交わし、場内は拍手に包まれた。さらに、ネットに歩み寄って対戦相手のスーチャディと握手。ハグを交わして笑顔で声を掛け合った。スーチャディこそ、失格となった女子ダブルスでペアを組んでいた相棒。何かの運命か決勝進出をかけた舞台で、今度は敵同士となって戦ったが、最後は爽やかなスポーツマンシップを両者で演じた。その様子を大会公式ツイッターが紹介すると、ネット上でも反応が寄せられた。
「ミユ・カトウの素敵なストーリーだ。優勝が見られたら良いね。彼女の相棒であるスーチャディが今日の相手だったのは皮肉だ」「ミユが勝ってうれしいけど、ディラ(スーチャディ)にとっては悲しい……でも大丈夫! 彼女たちは芝のシーズンで強くなって返ってくる。すぐにタイトルを獲って!」「彼女たちが女子ダブルスで勝ち続けられれば良かったけど、彼女たちの一人が決勝に行けることは正しい」などの声があった。
(THE ANSWER編集部)