【パンパシ水泳】瀬戸大也、ライバルに敗れ銅メダルも収穫を強調する理由「あのくらいでないと…」
積極策で終盤失速も収穫強調「200mは公介よりも速く入れた」
「何が何でも優勝したかったので前半から積極的に攻めた。あのくらいでないとすごい結果は出せませんからね。200メートルは(萩野)公介より速く入れたし、収穫は前半に行けたことです」
2013年と15年の世界選手権では、男子400メートル個人メドレー連覇を達成している。しかしあれ以来、長水路での主要国際大会で頂点には到達していない。それ故、今までとは違った取り組みに踏み込んだのだろう。それがこの日の“韋駄天”泳法だ。
2日目は200メートルバタフライ決勝がある。自信と手応えをつかんだ瀬戸は「明日(10日)はしっかり勝ちたい」といつまでも笑顔が絶えなかった。24歳の挑戦は始まったばかりだ。
(河野 正 / Tadashi Kawano)