【パンパシ水泳】大橋悠依が女子金メダル1号 「これだけのすごい応援を味わえて幸せ」と破顔一笑
水泳の第13回パンパシフィック選手権は9日、米国やオーストラリア、カナダなどの強豪をはじめ、19の国と地域が参加して東京辰巳国際水泳場で競泳が開幕。女子400メートル個人メドレーで大橋悠依(イトマン東進)が、4分33秒77で初優勝を飾った。
女子400m個人メドレー、大橋が金、清水が銅
水泳の第13回パンパシフィック選手権は9日、米国やオーストラリア、カナダなどの強豪をはじめ、19の国と地域が参加して東京辰巳国際水泳場で競泳が開幕。男女7種目の決勝などが行われ、女子400メートル個人メドレーで大橋悠依(イトマン東進)が、4分33秒77で初優勝を飾った。大橋は昨夏の世界選手権(ブタペスト)女子200メートル個人メドレーで、2分07秒91の日本新で銀メダルを獲得している。清水咲子(ミキハウス)が4分36秒27で3位に入った。
大橋は前日の公式会見で「アジア大会(8月18-9月2日・ジャカルタ)も含め、しっかりメダルを取って勝ち癖をつけていきたい」と話していたが、まさに有言実行の堂々たるレースぶりだった。
「本当はもっといいタイムで優勝したかったけど、金(メダル)を取れてひとまずほっとしている。勝つことはいいこと」。表彰式では何度も両手を上げて誇らしげにガッツポーズをつくり、「これだけのすごい応援を味わえて幸せです」と破顔一笑だった。
日本での開催は2002年の横浜大会以来16年ぶり6度目。今回は個人成績を得点化した国別対抗戦を初めて実施する。
(河野 正 / Tadashi Kawano)