女子三段跳びで24年ぶり日本新記録 森本麻里子が14m16で5連覇、ボブスレー経験の変わり種
8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が3日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子三段跳びでは24年ぶりの日本新記録が誕生。森本麻里子(内田建設AC)が5度目に14メートル16(追い風0.7メートル)をマークし、1999年10月に花岡麻帆(三英社)が記録した14メートル04を12センチ更新して優勝となった。日本選手権はこれでこの種目5連覇となった。
陸上・日本選手権
8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第3日が3日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子三段跳びでは24年ぶりの日本新記録が誕生。森本麻里子(内田建設AC)が5度目に14メートル16(追い風0.7メートル)をマークし、1999年10月に花岡麻帆(三英社)が記録した14メートル04を12センチ更新して優勝となった。日本選手権はこれでこの種目5連覇となった。
「オオー!」とどよめく観客のリアクションで記録更新に気付いた。「上手くお尻周りも使えて、接地も力強くできた」という5度目の試技。14メートル16の大ジャンプとなった。笑顔が弾けた森本は、花束を手に電光掲示版を指差し、多数のカメラマンのフラッシュを浴びた。
競技後、森本は「一本目から手ごたえはあった。助走スピードが上がっていると数値が出ていて、上手く技術にかみ合えば行くだろうと言われていた。やっと記録に繋がったので嬉しい」と振り返った。
これで日本選手権5連覇。冬季競技ボブスレーで国際大会にも出場した経験がある変わり種だ。「まだまだ記録を伸ばして、女子三段跳びが日本のお家芸と言われる種目にしていきたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)