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33歳寺田明日香、雨中の12秒台で100m障害決勝進出 取材でらしさ満点「私、ババァなので…」

8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が2日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子100メートル障害は準決勝が行われ、元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒97(追い風0.4メートル)で組2着。決勝に駒を進めた。参加標準記録12秒78を突破し、3日の決勝で3位以内に入れば代表に内定する。

女子100メートル障害で駆け抜けた寺田明日香【写真:奥井隆史】
女子100メートル障害で駆け抜けた寺田明日香【写真:奥井隆史】

陸上・日本選手権

 8月のブダペスト世界陸上などの代表選考会を兼ねた陸上・トラック&フィールド種目の日本選手権第2日が2日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子100メートル障害は準決勝が行われ、元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒97(追い風0.4メートル)で組2着。決勝に駒を進めた。参加標準記録12秒78を突破し、3日の決勝で3位以内に入れば代表に内定する。


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 雨が降る中でのレース。寺田は好スタートから、最後は現日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)と競り合いに。同タイム(1000分の1秒で着差あり)での2位となった。

 日本選手権3連覇など第一線で活躍したのち、怪我などを理由に23歳で一度は競技を引退した。14年に結婚し、長女・果緒ちゃんを出産。2年後に7人制ラグビーへ挑戦すると、19年に陸上競技へと復帰した。

 33歳で迎えた日本選手権。取材に対し「私、ババァなので、怪我しないように(笑)」と冗談めかして報道陣の笑いを誘った寺田は「今年のテーマはスタートから4台目までの加速。そこまででハードルないくらいの感じで行ければ5~7台目で勝手にタッチダウン出てきて、後は8、9、10を頑張るだけなので。そこまでで流れを作りたい」と話した。

 雨中の競技には「ラグビーの時よりはいい(笑)。雨の日は嫌ですけど、タックルしなくていいし、パンツも濡れない。すぐ終わるので」とらしさ満点のコメントで笑わせた。福部のほか、青木益未ら実力者との争い。「ヒリヒリする部分もあるし、嫌だなと思う部分もあるけれど、楽しみながらやりたい。皆がいるから自分の良さもダメなところも分かる。そういうところを話せる中なので楽しい」と話した。

(THE ANSWER編集部)



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