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29戦無敗の現役ボクシング世界王者が拘置所行き 米報道、無免許でひき逃げ→命令に違反

ボクシングの世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)が、拘置所に送られたと米メディアが報じた。ひき逃げで7年の懲役刑を受ける可能性もある中、今回は命じられていた自宅軟禁を期間中に破ったという。

現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス【写真:Getty Images】
現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス【写真:Getty Images】

ガーボンタ・デービスが拘置所へ

 ボクシングの世界3階級制覇王者で現WBA世界ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)が、拘置所に送られたと米メディアが報じた。ひき逃げで7年の懲役刑を受ける可能性もある中、今回は命じられていた自宅軟禁を期間中に破ったという。

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 デービスは元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏から直接指導を受けるなど秘蔵っ子として知られる28歳。今年4月には、元WBC世界同級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)に強烈な左ボディーを喰らわせて7回KO勝ち。ともに人気を誇る“無敗ボクサー対決”をものにし、戦績を29勝(27KO)とした。

 KO率は驚異の93.1%。2020年には4階級制覇王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)を左アッパーで失神させる衝撃のKO勝ちを収め、WBAの年間最高KOと年間最高試合の「2冠」に選出されるなど実力を誇るが、体重超過による王座剥奪も経験している他、同年には元交際相手への暴力問題も発覚。逮捕歴もあり、世間を騒がせてきた。

 米メディア「FOXニュース」は「ボクサーのガーボンタ・デービスが自宅軟禁に違反し、ひき逃げの罰の残りを拘置所で受けることになる」との見出しで記事を掲載した。デービスは2020年11月にひき逃げ事件を起こしており、7年の懲役刑の可能性もあると紹介されている。今回は、最近になって90日間の自宅軟禁が命じられたが、これを「1か月も立たないうちに」破ったことで処罰の対象になったという。

 ひき逃げについて記事では「彼は負傷者がいる事故現場に残らず、また戻らなかったことで4つの容疑にかけられた。彼はまた、事故を報告しなかったこと、無効になった免許証で運転したこと、赤信号で停止しなかったことでも告発された」と伝えられている。

 記事では「90日間の残りを拘置所で受けることになる」とデービスが拘置所行きになったとも報道。1日(日本時間2日)に「緊急の聴取」が行われた後、拘束されたという。「彼はまた、200時間の社会奉仕活動を命じられている」「デービスが法的なトラブルに陥るのはこれが初めてではない。このボクサーは2月にニューヨーク市のガレージで駐車場係員をいきなり殴ったとして『複数の負傷』を与えたとして訴えられた」などとも伝えられている。

(THE ANSWER編集部)


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