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吉田正尚7号HRの着弾地点を「見よ」 米メディア注目、Rソックス球場の変則形状を「有効活用」

米大リーグのレッドソックス・吉田正尚外野手が31日(日本時間6月1日)、本拠地レッズ戦に「4番・DH」で先発出場し、2回に20試合ぶりとなる7号ソロを放った。米メディアに注目されたのは着弾地点。フェンウェイパーク特有の形状をした右翼ポール際に飛び込んだ。米メディアは「ユニークな領域を有効活用することにますます慣れてきている」と伝えた。

7号ソロを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
7号ソロを放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

打球は極端に凹んだ右翼の通称「ぺスキー・ポール」付近に着弾

 米大リーグのレッドソックス・吉田正尚外野手が31日(日本時間6月1日)、本拠地レッズ戦に「4番・DH」で先発出場し、2回に20試合ぶりとなる7号ソロを放った。米メディアに注目されたのは着弾地点。フェンウェイパーク特有の形状をした右翼ポール際に飛び込んだ。米メディアは「ユニークな領域を有効活用することにますます慣れてきている」と伝えた。

 フェンウェイパーク特有の形状で生まれたホームランだった。吉田は2回先頭の第1打席で3球目の内角カットボールをコンパクトにスイング。舞い上がった打球は右翼ポール、通称「ぺスキー・ポール」付近に着弾した。

 飛距離359フィート(約109.4メートル)、打球速度は97.8マイル(約157.4キロ)の7号ソロで注目されたのは着弾地点。米マサチューセッツ州地元局「ニューイングランド・スポーツ・ネットワーク」は「マサタカ・ヨシダがレッズ戦でぺスキー・ポール付近にホームランを引っ張るところを見よ」とのタイトルで特集した記事で「ヨシダはフェンウェイパークのユニークな領域を有効活用することにますます慣れてきている」と指摘した。

「彼は火曜日夜のレッズ戦の第1打席でもそれをやった。2回裏にソロ本塁打をぺスキー・ポール付近に巻き込んだ」

 レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークといえば、限られた敷地に建てたため、狭い左翼にある高いフェンスの「グリーンモンスター」に代表されるように、変則的な形状となっていることで有名。記事では「フェンウェイ・パークの短い右翼ライン際に助けられたように見える」としたものの、メジャー30球団の球場のうち27球場で本塁打になるものだったと伝えた。

「このヨシダの一撃は、このレッドソックスのルーキーにとって、打席での灼熱ぶりを継続するものだ。ここ14打席で、彼は11打数8安打、3四球だ」と速報した。吉田は4打数2安打1打点と活躍したが、チームはレッズに4-5で敗れた。

(THE ANSWER編集部)

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