“日本のカリー”富永啓生、ドラフト前練習で語った「NBA入り」の夢 八村塁らに「続きたい」
米プロバスケットボール(NBA)の2023年ドラフトにアーリーエントリーしている米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大の富永啓生は30日(日本時間31日)、ペイサーズのプレドラフト・ワークアウト(ドラフト前練習)に参加した。ペイサーズは練習後の富永にインタビュー。「NBA選手になるのは小さい頃からの夢」と語った。
2023年ドラフトにアーリーエントリー
米プロバスケットボール(NBA)の2023年ドラフトにアーリーエントリーしている米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)1部ネブラスカ大の富永啓生は30日(日本時間31日)、ペイサーズのプレドラフト・ワークアウト(ドラフト前練習)に参加した。ペイサーズは練習後の富永にインタビュー。「NBA選手になるのは小さい頃からの夢」と語った。
富永はペイサーズのトレーニング施設アセンション・セントヴィンセント・センターで、アーカンソー大のリッキー・カウンシル4世、セルビア出身のニコラ・デュリシックらとともにワークアウトに臨んだ。球団公式ツイッターは練習後のインタビュー映像を公開。富永は「NBA選手になるのは小さい頃からの夢だから、ここにいられるのことはとても嬉しい」とNBA球団での初練習参加に喜びを明かした。
富永がワークアウトでアピールしたいポイントは「3ポイントシュート」。フィードバックを受けたい部分については「ディフェンス面やフィジカル」と答えた。ネブラスカ大では、NBAで3ポイントシューターとして10年間活躍したフレッド・ホイバーグHCの指導を受けた。富永は「攻撃面ではガードされないために常に動き続けることを教わり、守備面も改善できるように指導してくれた」と指揮官に感謝した。
現在、NBAでプレーしている日本人選手は渡邊雄太と八村塁の2人。富永は日本人NBA選手になる可能性について「とても意味深いこと」と強調。「彼ら(渡邊、八村)のプレーはたくさん見てきた。彼らに続きたい」と意気込んでいた。富永は今季、32試合に出場し、1試合平均25.1分の出場で13.1得点をマーク。得意の3ポイントシュートも40.0%の成功率を残し、現地メディアから“日本のカリー”などと称され話題となっていた。
(THE ANSWER編集部)