伊調馨、東京五輪への挑戦開始を米放送局が特集 「史上初の5度目の金メダリストに」
レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨(ALSOK)が、復帰へ向けて5月に米国でトレーニングを再開していたことが明らかになった。全日本女子オープン(10月13、14日・静岡)での復帰の可能性を米メディアが報じている。
米放送局が復帰へ向けて米国で練習を再開していたことを報じる
レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨(ALSOK)が、復帰へ向けて5月に米国でトレーニングを再開していたことが明らかになった。全日本女子オープン(10月13、14日・静岡)での復帰の可能性を米メディアが報じている。また、2016年リオデジャネイロ五輪で吉田沙保里(至学館大職)の4連覇を阻んだ米国の新女王はともに練習を行い、「彼女は健在。アメージング」と復活へ太鼓判を押しているという。
「日本のオリンピックレジェンド、カオリ・イチョウが2年間のレスリングからの中断期間を終える」と特集したのは米地元テレビ局「NBCスポーツ」電子版だった。
2016年リオ五輪で女子アスリート史上初となる4度目の金メダルを獲得した伊調について、記事では「34歳のスーパースターは10月に行われる全日本女子オープン選手権に参加することが予想されている」と伝えている。
「五輪4連覇のみならず、13年間無敗、そして、世界選手権10度優勝という金字塔をすでに打ち立てている伊調だが、20年東京五輪では大記録がかかっている。イチョウは男女ともに史上初の個人種目で5度目の金メダリストになるかもしれない」
記事ではこれまでの偉業に改めて触れながら、2年後に大記録を打ち立てる可能性を期待も込めて伝え、記事では伊調がすでにトレーニングを再開していたことにも言及した。
「5月にニューヨークを訪問した際、イチョウはブルックリンの高校でクリニックを行った。そして、アメリカの五輪女王ヘレン・マルーリスとトレーニングを積んだのだ」