菅沼菜々「ずっと我慢」の前半凌いで4位浮上 スイング改造で「65」、初Vへ4打差「過信せず」
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で降雨順延となった前日の第2ラウンド(R)の残りと予選通過者による第3Rが行われた。ツアー初優勝を目指す菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は13位で予選を通過し、第3Rでは6バーディー、ボギーなしの65を記録。通算8アンダーで首位と4打差の4位に浮上した。
国内ツアー・ブリヂストンレディス3日目
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で降雨順延となった前日の第2ラウンド(R)の残りと予選通過者による第3Rが行われた。ツアー初優勝を目指す菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)は13位で予選を通過し、第3Rでは6バーディー、ボギーなしの65を記録。通算8アンダーで首位と4打差の4位に浮上した。
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前日、大雨の中で第2Rの18ホールを回り切っていた菅沼。「前半はずっと我慢していた」と語ったように、第3Rは出だしから7番までパープレーが続いた。それでも8番パー4でこの日初めてスコアを伸ばすと、後半9ホールでは5つのバーディーを記録。最終18番パー4では、残り138ヤードからの第2打をピン手前約2メートルにつけた。
ホールアウト後もギャラリーの声援を受け、人気の高さをうかがわせた菅沼。「朝の練習からいい感じだったので(バーディーが)来るまで我慢しようという感じでした」と振り返った。初日は30度を超える暑さだったが、2日目は雨で一転、気温が下がった。「初日、2日目と体調が良くなかったけれど、部屋に帰ってゆっくりできた」。体力回復が好スコアに繋がった。
昨季はトップ10に15度も入るなど実力を見せたが、今季はまだ1度。前々週の国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯では予選落ちした。「サロンパスまで調子が悪くて、そこからスイングを変えた。あまり見た目では分からないですが、私の中ではめちゃくちゃ変えたのでちょっと怖いですけど、大分良くなってきた」と新しいスイングに手応えを語った。
12アンダーで首位の山下美夢有まで4打差。逆転は簡単ではないが「過信せず、一打一打しっかりスイングを作って頑張りたい」と取り組みを継続しつつ、一つでも上の順位を目指す。
(THE ANSWER編集部)