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西村優菜、怒涛の5連続バーディーで「63」 カットライン→4位急浮上「ここまで来られるとは」

女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で降雨順延となった前日の第2ラウンドの残りと予選通過者による第3ラウンドが行われた。今季から米ツアーに参戦している西村優菜(スターツ)は、会心のイーグルも飛び出し27位で予選を通過すると、続く18ホールで9バーディー、1ボギーの63と爆発。通算8アンダーで4位に急浮上した。驚異の5連続バーディーでフィニッシュ。取材に対し「悩まないように打っていた」と明かした。

ブリヂストンレディス3日目、63で回り通算8アンダーで4位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】
ブリヂストンレディス3日目、63で回り通算8アンダーで4位に浮上した西村優菜【写真:Getty Images】

国内ツアー・ブリヂストンレディス3日目

 女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは20日、愛知・中京GC石野C(6573ヤード、パー71)で降雨順延となった前日の第2ラウンドの残りと予選通過者による第3ラウンドが行われた。今季から米ツアーに参戦している西村優菜(スターツ)は、会心のイーグルも飛び出し27位で予選を通過すると、続く18ホールで9バーディー、1ボギーの63と爆発。通算8アンダーで4位に急浮上した。驚異の5連続バーディーでフィニッシュ。取材に対し「悩まないように打っていた」と明かした。

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 帰国の疲れも、雨天順延からの長い一日も関係ない。西村がビッグスコアを叩き出した。まずは午前6時42分に再開した第2ラウンドの残り10ホール。12番パー3でボギーを叩き、一時は予選通過が危ぶまれたが、14番パー4で起死回生のイーグル。残り144ヤードからの第2打がピンそば5メートルの位置から転がってカップイン。グリーン周りのギャラリーからどよめきが起こった。

 勢いに乗って予選を突破すると、第3ラウンドも止まらない。3つ伸ばして迎えた後半14番から怒涛の5連続バーディー。後半は僅か10パットだった。「どこかでエンジンがかかったという感じは自分の中ではないが、ブレーキかけることなくできた」。この日トータル28ホールの戦いに「疲れましたね」と笑った。

 開幕2日前に帰国。17日のプロアマ戦から参戦するハードスケジュールだ。「疲れているなと感じている自分もいた」と明かしつつ、気持ちの切り替えを意識することで3日目を乗り気った。「集中してほどいてを意識的に繰り返した。悩まないようにパンパンパンと打つようにしていた」。疲れはドライバーショットに影響したが、アイアンが冴えた。

 この日は午前3時起床の長い一日だったが、日本のギャラリーの大歓声を浴び「久々で嬉しい」と喜んだ。12アンダーで首位の山下美夢有とは4打差。「初日の前半3オーバーから、まさかここまで来られるとは。久々にこんなに多くのギャラリーの方の前でプレーできることが幸せですし、やっぱり日本って恵まれているな、と思いました」。最終日も喜びを感じながら戦う。

(THE ANSWER編集部)

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