大谷翔平の「ナンバーワンのファン」 日米中継で映った応援ボード、掲げた野球少年が憧れ告白
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投手としては3被弾しながら7回4安打5失点の力投で5勝目。打っては決勝の9号3ランを含む4安打3打点で、二塁打が出ていればサイクル安打という大活躍だった。観客席では「It's SHO TIME ナンバーワンのファン」と日本語を使った手作りボードで応援する家族を発見。取材すると、正体は大谷に憧れる野球少年を持つ一家だった。
大谷の試合を現地初観戦で大活躍を一家で目撃したグレイディ君
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地オリオールズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投手としては3被弾しながら7回4安打5失点の力投で5勝目。打っては決勝の9号3ランを含む4安打3打点で、二塁打が出ていればサイクル安打という大活躍だった。観客席では「It’s SHO TIME ナンバーワンのファン」と日本語を使った手作りボードで応援する家族を発見。取材すると、正体は大谷に憧れる野球少年を持つ一家だった。
平日ながら2万148人が駆けつけたオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ。エンゼルスの三塁側ベンチのすぐ上の客席で一際目立つ「It’s SHO TIME ナンバーワンのファン」というカタカナ入りの手作りメッセージボードを掲げる一団がいた。4回に大谷が特大の9号3ランを打った際には総立ちで喜ぶ姿が現地中継に映り、日本の中継でも紹介されていた。取材すると、お隣のペンシルベニア州から観戦に訪れた家族だった。
誰が大谷の「ナンバーワンのファン」なのか聞くと、エンゼルスの帽子をかぶったグレイディ君なのだと教えてくれた。この日は自身も野球をやっているグレイディ君のために一家で観戦。大谷の試合を現地観戦するのは初めてといい、ボードは家族みんなで作った。グレイディ君が、大谷について「人間として大好きなんだ」と目を輝かせ、母も「あなたのロールモデルよね」と憧れを明かした。間近で見た二刀流の大活躍。生涯忘れられない初観戦になったはずだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)