カネロ判定勝ちでSミドル級4団体防衛! 11年半ぶり凱旋試合で完勝、メキシコ5万超観衆が熱狂
ボクシングのWBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーミドル級統一戦は6日(日本時間7日)、メキシコ・ハリスコ州で行われ、4団体統一王者のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)が挑戦者のジョン・ライダー(英国)を3-0の判定で破る完勝。WBAは6度目、WBCは5度目、WBOは3度目、IBFは2度目の防衛に成功した。カネロは59勝2敗2分け、ライダーは32勝(18KO)6敗。
WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーミドル級統一戦
ボクシングのWBA、WBC、IBF、WBO世界スーパーミドル級統一戦は6日(日本時間7日)、メキシコ・ハリスコ州で行われ、4団体統一王者のカネロことサウル・アルバレス(メキシコ)が挑戦者のジョン・ライダー(英国)を3-0の判定で破る完勝。WBAは6度目、WBCは5度目、WBOは3度目、IBFは2度目の防衛に成功した。カネロは59勝2敗2分け、ライダーは32勝(18KO)6敗。
11年半ぶりにメキシコのリングに帰って来たボクシング界のスターが堂々の防衛を果たした。
海外メディアによると、5万人超の観衆が押し寄せるといわれていた一戦。ゴングからカネロがパンチを打つたびに怒号のような歓声が響く。サウスポースタイルのライダーに対し、序盤は慎重だったが、3回序盤から距離を詰め、主導権を握ったカネロ。ライダーが鼻血を出すなど、ダメージを負わせた。
試合が大きく動いたのは5回残り1分半過ぎ、ロープ際に追い込んだカネロが鋭いワンツーから右ストレートをライダーの顔面に当て、ダウンを奪った。大観衆から「カネロ」コールが起きる中、以降も圧倒したカネロ。仕留め切れなかったが、文句なしの判定勝ちとなった。
32歳のカネロは昨年9月にボクシング界の大注目を集めたゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との第3戦に判定勝ちした後、11月に左手首の手術を受け、8か月ぶりの試合。メキシコでの試合は2011年11月以来でもあり、注目を集めていた。前日計量は168ポンド(約76.2キロ)でパスしていたカネロ。大観衆が詰めかけた母国のリングで、英雄が最高の雄姿を見せつけた。
(THE ANSWER編集部)