小祝さくら「前まで好きだったけど…最近はキライ(笑)」 最大13.9mの強風めげず2位急浮上
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は5日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で2日目が行われた。首位と6打差の42位から出た小祝さくら(ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算イーブンパーとして2位に急浮上した。首位の吉田優利(エプソン)とは4打差。最大瞬間風速13.9mの強風が吹き荒れ「前まで好きだったんですけど…最近はキライです(笑)」と風について苦笑いで語った。
ワールドレディスサロンパス杯2日目
女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯は5日、茨城GC西C(6780ヤード、パー72)で2日目が行われた。首位と6打差の42位から出た小祝さくら(ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算イーブンパーとして2位に急浮上した。首位の吉田優利(エプソン)とは4打差。最大瞬間風速13.9mの強風が吹き荒れ「前まで好きだったんですけど…最近はキライです(笑)」と風について苦笑いで語った。
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強風に苦戦する選手が続出した2日目。小祝は一気に順位を上げた。2番パー4でピン奥のバンカーに入れたが、見事チップインでこの日最初のバーディーを記録。5番、6番、8番とバーディーを重ねて前半で4つスコアを伸ばし、後半11番で初のボギーを叩くも12番パー5でバウンスバック。2メートルのパットをきっちり沈めた。
「アンダーでプレー出来たらいいと思ってやっていた」との目標を達成。メジャーらしい難度の高いセッティングには「前まで好きだったんですけど、最近好きじゃないです……。でも今日みたいなゴルフができたのは自信になる」と話した。
この日の最大瞬間風速は13.9mを記録。上手く攻略した形だが「(風も)前まで好きだったんですけど…最近はキライです(笑)」と繰り返して苦笑い。「大変な一日だったけれど、4アンダーでプレーできてうれしい。頭を使って訳が分からなくなったし、難しいセッティングで笑いが出るくらいのゴルフだったけれど、やりがいはあった」とも話した。
直近5戦中3戦で予選落ちしており、「こういう上手くいかないときも何年かやっていればあるのかな」と不振に自信を無くしていたという。ただ「ダメな時こそ、直した方がいいところを気がつける。いいチャンスだとポジティブにとらえるようにしている」と前向きに現状打破を模索。この好結果を、浮上のきっかけにしたい。
(THE ANSWER編集部)