マレー、勝利後の“深夜3時の号泣”に海外感動「私もあなたと一緒に涙した」
テニスのシティーオープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦でアンディ・マレー(英国)がマリウス・コピル(ルーマニア)と対戦。6-7、6-3、7-6で下し、ベスト8進出を決めた。試合終了は大会史上最も遅い午前3時1分という3時間超の死闘を制し、完全復活の道をまた一歩進んだ元世界1位はベンチで人目をはばからず号泣。その模様をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、「私もあなたと一緒に涙した」と感動を呼んでいる。
大会史上最遅の午前3時1分決着、試合後の涙に海外反響「彼を抱きしめてあげたい」
テニスのシティーオープンは2日(日本時間3日)、男子シングルス3回戦でアンディ・マレー(英国)がマリウス・コピル(ルーマニア)と対戦。6-7、6-3、7-6で下し、ベスト8進出を決めた。試合終了は大会史上最も遅い午前3時1分という3時間超の死闘を制し、完全復活の道をまた一歩進んだ元世界1位はベンチで人目をはばからず号泣。その模様をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、「私もあなたと一緒に涙した」と感動を呼んでいる。
まさかのシーンだった。元世界1位のマレーが勝って、涙に暮れた。前の試合が延び、深夜に始まった試合。試合は互いに譲らない死闘となり、第3セットもタイブレークに。しかし、迎えたマッチポイント。コピルのスライスショットがネットにかかり、ついに勝負が決した。時刻午前3時1分。すっかりまばらになったが、深夜3時まで残って声援を送った観客から大歓声が降り注いだ。
コピルと健闘を称え合ったマレー。しかし、ベンチに戻ると、熱いものがこみ上げてきた。白いタオルで顔を覆う。ただ、明らかに肩が小刻みに震えている。近くでその様子をカメラが捉えているが、数十秒間、顔を上げることもできない。完全復活を目指す道のりで今大会は全試合フルセットマッチ。そして、午前3時の勝利。何か掴むものがあったのだろう。
「テニスTV」公式ツイッターは動画付きで紹介。「ファンタスティックマッチ! 私もあなたと一緒に涙した。チャンプおかえりなさい」「ファンタスティック、アンディ。あなたは我らのブレーブハート」「愛してる! ファイター!」「ただただ彼を抱きしめてあげたい」「王様の帰還」「ファンタスティック、アンディは本物のスター」と感動を誘っていた。