佐々木朗希は「大谷とデグロムの間」 213勝殿堂入り投手が絶賛「この若い男に限界はない」
開幕から20回連続無失点の快投を続けているプロ野球・ロッテの佐々木朗希投手に米国から熱視線が送られている。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で解説者として佐々木の投球を見届けたメジャー通算213勝の殿堂入り右腕は、改めて「この若い男に限界はない」と絶賛。「デグロムとオオタニの間ぐらいだと思う」とメジャーでもトップクラスの投手と位置付けた。
サイ・ヤング賞右腕スモルツ氏が佐々木のポテンシャルを絶賛
開幕から20回連続無失点の快投を続けているプロ野球・ロッテの佐々木朗希投手に米国から熱視線が送られている。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で解説者として佐々木の投球を見届けたメジャー通算213勝の殿堂入り右腕は、改めて「この若い男に限界はない」と絶賛。「デグロムとオオタニの間ぐらいだと思う」とメジャーでもトップクラスの投手と位置付けた。
レジェンドにも鮮烈な印象を植え付けた。米マイアミで行われたWBC準決勝メキシコ戦に先発した佐々木。3ランを被弾するなど4回5安打3失点だったが、160キロ超えの速球を連発し、米国の度肝を抜いた。通算213勝154セーブを誇り、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」で解説を務めた殿堂入り右腕のジョン・スモルツ氏も、佐々木の投球に魅了された一人だ。
1996年には24勝を挙げ、サイ・ヤング賞にも輝いた同氏は、米ポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ウィズ・ベン・バーランダー」に出演。司会のベン・バーランダー氏から21歳の佐々木について尋ねられると、「なんて電撃的な投手だろう。スムーズで運動能力が高く、若い」と切り出した。
特に得意のスプリットを激賞。「彼のようなスプリットがあれば、他の球を見せる必要すらない。それだけ感銘を与えるものだった。彼のスプリットは私が今まで見た誰よりも優れている。この若い男には限界はない」とポテンシャルの高さを称えた。