レブロン「彼らの夢はアメリカより大きい」 NBAスターが故郷に学校を建てた理由
米プロバスケットボール(NBA)のスーパースター、レブロン・ジェームズ。レイカーズに所属する33歳が故郷に学校を設立したという。レイカーズ公式サイトが伝えている。現役選手にして学校を建てる目的は何か――。
貧困故郷に学費、制服、自転車、朝食など無料の学校設立「彼らは私たちの未来でもある」
米プロバスケットボール(NBA)のスーパースター、レブロン・ジェームズ。レイカーズに所属する33歳が故郷に学校を設立したという。レイカーズ公式サイトが伝えている。現役選手にして学校を建てる目的は何か――。
「I Promise Schoolは地元アクロンの学生にチャンスを提供する」。レイカーズ公式サイトはこう見出しを打って特集している。
「レブロン・ジェームズは様々なNBAのタイトル、MVP、オリンピックなどの金メダルを獲得してきた。しかし、彼の基金が学校『The I Promise School』を設立する前日、彼はこれが自信にとって『自分の人生における、最も素晴らしい瞬間の一つ』とツイッターで発信した」
このようにつづり、ジェームズが故郷に学校を設立したことを紹介している。その充実ぶりは目を見張るものがある。
記事内で紹介された学校の詳細によると、学費無料、制服無料、自転車とヘルメット無料、2マイル(約3.2キロ)以内の送迎無料、朝食、ランチ、スナック無料、家族向けの食料庫無料、保護者向けの職業斡旋とGED(高卒認定試験)サービス、卒業生がアクロン大へ進学する際の学費保障があるという。これを見るだけでも、ジェームズの思いが伝わってくる。
記事では本人のコメントも伝えている。「『なんで学校?』とみんなが聞いてくるんだ」と言った上でこう明かした。