まさかの24点差死球で乱闘発生!? 米ファン笑撃「25-1は間違い?」「いえ、本当です」
米大リーグで大差をつけられ、登板した野手が実に54マイル(約87キロ)という超スローボールで死球を献上。当てられた打者は敢えて乱闘の振りを演じるなどユーモアあふれる展開となった。実に24点差がついた場面で発生した喜劇の一部始終をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。米ファンに「故障者リスト入りへ(多分)」「これこそ私が野球を愛している理由だ」「25-1というのは間違い?」と笑撃が走っている。
大量ビハインドで登板の内野手、1-25の場面で超遅87キロ死球…一触即発の事態に!?
米大リーグで大差をつけられ、登板した野手が実に54マイル(約87キロ)という超スローボールで死球を献上。当てられた打者は敢えて乱闘の振りを演じるなどユーモアあふれる展開となった。実に24点差がついた場面で発生した喜劇の一部始終をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公開。米ファンに「故障者リスト入りへ(多分)」「これこそ私が野球を愛している理由だ」「25-1というのは間違い?」と笑撃が走っている。
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スタジアムの誰もが目が点になった。まさかの“珍死球”が生んだのは、メッツの内野手、レイエスだ。31日(日本時間8月1日)のナショナルズ戦、初回の7失点を口火に5回までに19点を失う惨憺たる内容。そして、1-19で迎えた8回に7番手として送られたのが35歳のベテラン内野手だった。しかし、2本の本塁打などで6点を失い、1-25で迎えた2死三塁の場面だった。
打者10人目で迎えたジマーマンに対し、カウント1-2から投じたこの回45球目はゆったりとした腕の振りから放たれ、ふんわりとしたスローボールに。表示されたのは、ある意味驚愕の54マイル(約87キロ)。しかし、ストライクゾーンから大きく外れ、右打席のジマーマンの左太ももに当たってポトリと転がった。「Oh…」とスタジアムをどよめきが包んだ
ジマーマンは「ちっともいたくないぜ」と言わんばかりにお尻を振ったかと思うと、次の瞬間だ。マウンドのレイエスの方向を向くと、鬼の形相で走り出そうとしたのだ。なんと乱闘を演じようとするのか……と思いきや、これは振りだけ。すぐに笑みを浮かべ、一塁へ歩きいた。まさかのジョークにレイエスも苦笑いを隠せず、実況も笑い声を上げていた。