睨み合った相手に「ちょっと無理してる。頑張ってる感」 兄弟世界戦のボクサー重岡優大が余裕
亀田氏「ボクサーのためになる、稼げる舞台に」
重岡兄弟が勝てば興毅、大毅、和毅の亀田3兄弟、井上尚弥&拓真に続く日本3組目の兄弟世界王者の快挙。同じ日に兄弟同時に世界王座戴冠となれば初となる。戦績は25歳の優大が6勝(4KO)、26歳のメンデスが18勝(6KO)2敗。23歳の銀次朗が8勝(6KO)1無効試合、26歳のクアルトが21勝(12KO)3敗2分け。優大はKO勝ちを誓った。
「別々で試合をするより、兄弟2人でやるのは心強さがある。気が楽ですし、2人で高め合っていける。そういう意味でリラックスできているし、楽しんでいます。(メインの2試合前に出場する銀次朗が)たぶんKOでバトンを渡してくれると思うので、そのKOより豪快なKOで僕が締めたい」
同じ兄弟世界王者になった亀田氏は「全選手勝負の一戦。兄弟世界王者が必ず生まれるので、新しい歴史の瞬間を見ていただければ」と強調。「東京進出できたので、もっともっと大きくしてグローバル展開も見据えています。ボクサーのためになる、稼げる舞台にしていきたい。演出を含めて選手が輝く舞台。3150FIGHTは選手ファースト。その姿を東京の人にも見てほしい」と願った。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)