佐々木朗希は「ただただアンタッチャブルだ」 早起き米記者もVS由伸絶賛「早起きの価値あり」
プロ野球・ロッテは14日、本拠地ZOZOマリンでオリックスと対戦し、2-0で勝利した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の優勝に貢献した佐々木朗希投手と山本由伸投手の投げ合いとなったこの試合には米識者も注目。「早くから目覚ましをかけた価値があった」「5時に起きて見なかった人よ……残念だな」「今日、世界最高の投手戦があるのはMLBではない」などと称賛の声が上がっている。
佐々木は7回11三振無失点で2勝目、山本は6回9三振1失点で初黒星
プロ野球・ロッテは14日、本拠地ZOZOマリンでオリックスと対戦し、2-0で勝利した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の優勝に貢献した佐々木朗希投手と山本由伸投手の投げ合いとなったこの試合には米識者も注目。「早くから目覚ましをかけた価値があった」「5時に起きて見なかった人よ……残念だな」「今日、世界最高の投手戦があるのはMLBではない」などと称賛の声が上がっている。
米国の東部標準時では早朝5時開始だったが、日本を代表する好投手2人の初対決は見逃せなかった。WBCを東京で取材したMLB公式のマイケル・クレア記者は「忘れてないよ。明日のロウキ・ササキVSヨシノブ・ヤマモトの対戦に向けてアラームをセットした」とツイッターに投稿していたが、しっかり起床できたようで、試合開始と同時に「さあいこう」とツイートした。
同記者は佐々木が2回で5三振を奪うと「打者は文字通りササキに対してバットに当たることを祈るだけのよう」「これは早くから目覚ましをかけた価値があった」と投稿。4回の時点で2ケタ奪三振に達し、完全投球を継続していた佐々木に対しては「今彼は目隠ししてでも完全試合ができそうだ」と絶賛を続けた。
最終的には佐々木が7回1安打無失点、11三振で2勝目。敗戦投手になったものの、山本も6回5安打1失点、9三振の好投だった。クレア記者は「期待通りとなった貴重なエース同士の対戦」と2人の投手戦を称えた。
MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」担当のデビッド・アドラー氏は「日本でのロウキ・ササキVSヨシノブ・ヤマモトを見るために朝5時に起きなかった人たちへ……残念だな」とツイッターに投稿。「ヤマモトは素晴らしく見える。ササキはただただアンタッチャブルに見える」などと2人の投球を表現した。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「NPB史上最高級のマッチアップ」とツイートして注目。米スポーツ分析会社「パーレイサイエンス」のアハーン・ラングタ氏も「今日、世界最高の投手戦があるのはMLBではない」と添えて佐々木の投球動画を投稿するなど、太平洋の向こう側からも佐々木と山本の投げ合いに熱視線が送られていた。
(THE ANSWER編集部)