熊本地震から7年 世界戦へボクサー重岡兄弟が誓い「地元の熊本が大好き」「明るいニュースを」
兄の服装に銀次朗がチクリ「これくらいイキっていてほしい」
髪を銀色に染め、ジーパンにサングラスと服装もしっかり決めた。「カッコつけて来ないとダメでしょ。みんなに見られるのにボサーっとしているのは良くない。バチっとしないといけない」と理由を明かしたが、パーカーにスウェット姿の銀次朗は兄に対し「これくらいイキっていてほしい。イキ切っている。いい意味で」とチクリ。いじられた優大は「こいつは頭が悪いから言葉の引き出しがないだけ」と笑った。
銀次朗は1月にIBF王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に世界初挑戦したが、3回に偶然のバッティングで王者が負傷。試合続行不可能となり、無効試合に終わった。劣勢だった王者が故意に負傷を狙う作戦に出たことが疑われた一戦。再戦を目指したが、バラダレスがIBFに左鼓膜穿孔(せんこう)の診断書を提出し、願いは叶わず。レネ・マーク・クアルト(フィリピン)との暫定王座決定戦になった。
IBF4位の銀次朗は身長153.5センチ、リーチ154.0センチ、首周り37.0センチ、胸囲86.5センチ。同3位のクアルトは身長156.0センチ、リーチ156.8センチ、首周り36.0センチ、胸囲88.0センチだった。戦績は25歳の優大が6勝(4KO)、26歳のメンデスが18勝(6KO)2敗。23歳の銀次朗が8勝(6KO)1無効試合、26歳のクアルトが21勝(12KO)3敗2分け。
(THE ANSWER編集部)