佐々木朗希は「クレイジー」 WBC対戦メキシコ選手が受けた衝撃「真っすぐを投げてきた時は…」
3月に開催され、日本代表「侍ジャパン」の3大会ぶり3度目の世界一で幕を閉じた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。準決勝のメキシコ戦は窮地に立たされながらも逆転サヨナラ勝ちし、日本のファンを熱狂させた。先発した佐々木朗希投手は立ち上がりから102マイル(約164キロ)のストレートとフォークで三振を奪って世界に衝撃を与えたが、対戦したメキシコ代表選手は改めて佐々木との対戦を回顧。「クレイジーだ」「彼が米国にやってくる時には、日本史上最高の投手になるだろう」などと語っている。
WBC準決勝で対戦したメキシコ代表のロウディ・テレス
3月に開催され、日本代表「侍ジャパン」の3大会ぶり3度目の世界一で幕を閉じた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。準決勝のメキシコ戦は窮地に立たされながらも逆転サヨナラ勝ちし、日本のファンを熱狂させた。先発した佐々木朗希投手は立ち上がりから102マイル(約164キロ)のストレートとフォークで三振を奪って世界に衝撃を与えたが、対戦したメキシコ代表選手は改めて佐々木との対戦を回顧。「クレイジーだ」「彼が米国にやってくる時には、日本史上最高の投手になるだろう」などと語っている。
激闘から3週間が経過しても、衝撃は薄れていなかった。3月20日に米フロリダ州で行われたWBC準決勝の日本戦で、メキシコ代表として対戦したブルワーズのロウディ・テレス内野手は、米国のポッドキャスト番組に出演。その様子を米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターが公開した。
番組内でテレスは「彼は21歳でエースだ……25球団ほどのローテーションではそうだろうね」とし、MLBにおいても佐々木がエース級の力量の持ち主であることを指摘。2打席で対戦し、遊ゴロ、左前打で2打数1安打だった対戦をこう振り返った。
「スプリットはどの方向にも落ちてくる。ストレートは102マイルだ。クレイジーだよ。彼が真っ直ぐを投げてきた時は、常にボールの上半分を叩く意識だった」
昨季ブルワーズでキャリアハイの35本塁打を放ったテレスにとって、佐々木は驚きの存在だったよう。「21歳でメジャー最高の投手なんている? 普通はまだ大学3年生だ。あんな選手を見つけられるのは稀有なこと。彼が米国にやってくる時には、日本史上最高の投手になるだろう。“投手だけで”、だよ」と将来を予測している。
(THE ANSWER編集部)