桃田賢斗、強打封印で3年ぶり1勝 注目度に海外メディアも関心「自分の力に変えたい」
日本メディアの多さに海外メディアも関心、「圧力やストレスを感じないか」の質問も
今大会、日本代表は各種目に有力候補を抱えるが、桃田は出場停止処分からの復活という側面もあり、最も注目されている。日本から駆け付けたメディアの多さには、海外メディアも関心を寄せている。そのため、試合後の取材では海外メディアから「こんなに注目されて、圧力やストレスを感じないか」という質問が飛んだが、桃田は「注目していただいているのは、期待の表れだと思うので、自分の力に変えられるように、プレッシャーに感じ過ぎないように頑張りたいと思います」と話し、自身に注目が集まっていることについて聞かれても「自分ではなくて、日本がレベルアップしていて、みんなに優勝のチャンスがあって、それで少しずつ注目してもらえているのかなと思う」と謙虚に答えた。
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有力選手でも初戦は緊張感によって試合内容が悪くなりがちだが、桃田は初戦で試したいことをしっかりと試した上でスッキリと勝ち切った。手応えは上々。「緊張していたわりには、コートの四隅までしっかりと足を出すことができていました」とも話していた。翌8月1日に行われる2回戦では、1回戦をファイナルゲームの末に制したオーストリアの選手と対戦する。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)