大谷翔平の打席で“珍現象” 原因はトラウトとの並び、敵地放送局も笑撃「いつでもできる」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。4回に技ありの右翼線二塁打を放つなど3打数1安打1得点の活躍で9-5の勝利に貢献した。序盤はリードを許すも、大谷の前を打つマイク・トラウト外野手が5回に逆転3ラン。大谷の打席中には「トラウタニ」だからこその“珍現象”が発生し、敵地放送局にも笑撃が走った。
エンゼルスの本拠地で立て続けに起こった「MVP」コールに両軍放送局が注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。4回に技ありの右翼線二塁打を放つなど3打数1安打1得点の活躍で9-5の勝利に貢献した。序盤はリードを許すも、大谷の前を打つマイク・トラウト外野手が5回に逆転3ラン。大谷の打席中には「トラウタニ」だからこその“珍現象”が発生し、敵地放送局にも笑撃が走った。
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4-5と1点ビハインドの5回無死一、二塁の場面。トラウトが変化球をとらえると打球は左中間スタンドへ一直線。豪快な逆転3ランに本拠地のファンは熱狂し、トラウトはベンチ前で兜をかぶるセレブレーションを見せた。
興奮さめやらぬ中、大谷が打席に立つと観客席は「MVP!」の大合唱。これに注目したのがブルージェイズの試合を中継するカナダ放送局「スポーツネット」の実況席だ。
実況のダン・シュルマン氏が「『MVP! MVP!』と今回はトラウトに対するものだと思いますが、オオタニに対してでもおかしくありませんね」と笑いながら言及すると、解説のバック・マルティネス氏も「ハハハ、この2人が打席に立つ時はいつでもMVPチャントができるでしょうね。彼らは毎年MVPになるチャンスがあります」と頷いた。
7回にも「トラウタニ」が打席に立つと、再び立て続けに「MVP」コールが沸き起こった。今度はエンゼルスの試合を中継する地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」の実況席が反応。実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏は「2人の打者連続でMVPチャントを聞くことができる球場はそれほど多くありません」と球界屈指のスター2人が並ぶエンゼルス打線の特異性に触れた。
2014、16、19年と3度MVPに輝いているトラウトと2021年のMVP大谷が並ぶ強力なエンゼルスの2、3番。その豪華さが生んだ現象に両軍放送局も驚いたようだ。
(THE ANSWER編集部)