寺地拳四朗、世界戦の相手はかつての「スパー仲間」 2週間前に変更「強い選手で油断できない」
ボクシングのWBAスーパー&WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)が6日、都内で行われた会見に出席。8日に東京・有明アリーナで行われるWBA同級4位アンソニー・オラスクアガ(米国)との防衛戦を前に心境を語った。当初はWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)と3団体王座統一戦を予定していたが、ゴンサレスがマイコプラズマ肺炎を患い対戦相手が変更に。それでも「僕のやることはそんなに変わらず、今までの経験を活かして対応できる」と焦りはなかった。
8日にWBAスーパー&WBC世界ライトフライ級王座防衛戦
ボクシングのWBAスーパー&WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)が6日、都内で行われた会見に出席。8日に東京・有明アリーナで行われるWBA同級4位アンソニー・オラスクアガ(米国)との防衛戦を前に心境を語った。当初はWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)と3団体王座統一戦を予定していたが、ゴンサレスがマイコプラズマ肺炎を患い対戦相手が変更に。それでも「僕のやることはそんなに変わらず、今までの経験を活かして対応できる」と焦りはなかった。
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多くの報道陣が集まる中、寺地は静かに闘志を燃やしていた。2本のベルトが置かれた壇上でマイクを手に「体調も良く、バッチリの状態でいつでも試合できる状態」とコンディションに自信をうかがわせた。
試合まで約2週間のところで、対戦相手が変更。3団体統一戦から防衛戦となったが「前に出てしっかり倒しに行きたい。KOで勝つというのをテーマにやりたい」と掲げた。オラスクアガは寺地にとって「米国で結構スパーリングをしていたスパー仲間という感じ」。良く知る存在だが「まさか試合するとは思わなかった。強い選手で油断はできないが、全力で戦って絶対勝とうと思う」と力を込めた。
対するオラスクアガも「寺地は強いボクサーであることは、沢山スパーリングした経験から知っているが、自信を持って勝てると信じてリングに上がる」と強気な姿勢。那須川天心(帝拳)のボクシング転向初戦、井上拓真(大橋)のWBA世界バンタム級王座決定戦など豪華な興行のメインを務める寺地は「魅せられるボクシングをやりたい。楽しい試合になると思うのでぜひ見ていただければ嬉しい」とファンに呼び掛けた。
興行はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第4弾として独占生配信される。日本のプライム会員は追加料金なしで視聴可能。これまで昨年4月の村田諒太(帝拳)―ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦、同6月の井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)戦、同11月の寺地―京口紘人(ワタナベ)戦の全3回が生配信され、いずれも大きな反響を集めた。
(THE ANSWER編集部)