前回銅のソノカム組、2大会連続メダルへ準備万端 嘉村「あとは試合に臨むだけ」
風が少ない会場「我慢をすれば、自分たちのプレースタイルに持ち込める」
試合会場については、多くの選手が風の影響が少ないと感じており、2人も感想は同じ。嘉村は「昨日の段階では無風だなと感じたけど、今日は若干、風を感じた。また観客が入れば空調が入ったりするので、その辺は試合をやりながら調整したい」と話した。練習時よりも試合の方が風の影響が出てくる可能性はあるが、基本的にはシャトルが飛ばない環境になりそうだ。園田は「ラリーが長くなって羽根が開いて来ると、どうしても我慢の戦いになる。それをしっかりイメージしながら取り組んでいきたい」と話し、嘉村も「僕たちは、どちらかというとレシーブが苦手。シャトルが飛ばない分、(強い球を打たれても)しっかり返すことができる。我慢をすれば、自分たちのプレースタイルに持ち込める」とラリーから勝機を見出す戦いを想定していた。
ラリーにおける低空ドライブの打ち合いは、ソノカムペアが最も得意とするところ。試合の主導権を握り、前回の成績を超えてタイトルに挑戦できるか、期待がかかる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)