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23歳鶴岡果恋、ツアー初Vへ単独首位浮上 「相当苦しかった」ドライバー不振から脱却

女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースオープン葛城は1日、静岡・葛城GC山名C(6480ヤード、パー72)で3日目が行われ、首位と5打差の8位で出た鶴岡果恋(明治安田生命)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算10アンダーで単独首位に浮上。ツアー初Vを視界にとらえた。会見では「気持ちよく打てる場面が多かった」と充実感を漂わせた。

ヤマハレディースオープン葛城、通算10アンダーで単独首位に浮上した鶴岡果恋【写真:Getty Images】
ヤマハレディースオープン葛城、通算10アンダーで単独首位に浮上した鶴岡果恋【写真:Getty Images】

ヤマハレディースオープン葛城3日目

 女子ゴルフの国内ツアー・ヤマハレディースオープン葛城は1日、静岡・葛城GC山名C(6480ヤード、パー72)で3日目が行われ、首位と5打差の8位で出た鶴岡果恋(明治安田生命)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算10アンダーで単独首位に浮上。ツアー初Vを視界にとらえた。会見では「気持ちよく打てる場面が多かった」と充実感を漂わせた。

 悲願の初優勝へ大きく前進した。前半1つ伸ばした鶴岡は、後半15番までの6ホール中4ホールでバーディーを奪うなど猛チャージ。16番では第2打をグリーン奥の崖下に打ってしまうも、第3打でグリーンに乗せるナイスアプローチ。ボギーでしのぎ、続く17番パー3でバウンスバックのバーディーを奪った。

 会見では「ティーショットも安定していて、振り抜きも気持ちよく打てる場面が多かった。チャンスについたパットを決めきれたのがスコアに繋がった」と笑顔を見せた。「このコースは好きで、自分自身マネジメントがしやすいコースという印象がある」と得意のコースでここまで好成績を残している。

 1999年生まれの23歳。湘南学院高時代、1学年上の先輩にはツアー通算4勝の原英莉花がいた。尊敬する存在で「お互い高め合っていけるような先輩後輩関係でいたい」と語る。

 昨季はトップ10入り1度だけで「相当苦しかった。思うようなゴルフができず、練習したくない時期もあった」と振り返る。最も得意だったドライバーが荒れて不振となり、オフは修正のため重点的に練習。「去年の自分があっての今だと思う。(ドライバーは)いい時期に戻った」と自信を取り戻した武器とともに最終日に臨む。

(THE ANSWER編集部)


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