高橋礼華、2大会連続メダルへ「気持ち高まってない」と苦笑いも「これくらいが良い」
バドミントンの世界選手権(30日開幕、中国・南京)に出場する日本代表は29日、試合会場での最終練習を行った。前回大会で銅メダルを獲得した女子ダブルスの高橋礼華(日本ユニシス)は、心境を問うと「気持ちは、まったく高まっていない。疲れかな」と苦笑いを浮かべた。
世界選手権、1日の初戦へ向けて調整「逆にこれくらいの方が良いのかなと」
バドミントンの世界選手権(30日開幕、中国・南京)に出場する日本代表は29日、試合会場での最終練習を行った。前回大会で銅メダルを獲得した女子ダブルスの高橋礼華(日本ユニシス)は、心境を問うと「気持ちは、まったく高まっていない。疲れかな」と苦笑いを浮かべた。
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大会前には、マレーシアオープン、インドネシアオープン、タイオープンと東南アジアで3連戦。帰国後は代表合宿を行い、現地入りと忙しかった。ただ、初戦は8月1日に行われる予定で猶予がある。これまでにない感覚だという高橋だが「いつも、世界選手権では考え過ぎなところがあるので、逆にこれくらいの方が良いのかなと思います」と特に不安を感じている様子ではなかった。
会場は、風の影響が少ないと話す選手が多いが、前日よりはシャトルが飛ぶという話もある。高橋は「飛んだり、飛ばなかったり。女子ダブルスはラリーが長くなると思うので、体力勝負で我慢強くできるようにプレーできたら良いと思います」と長期戦を想定して臨む構えを示した。
高橋とペアを組む松友美佐紀(日本ユニシス)は、小林優吾(トナミ運輸)とのペアで混合ダブルスにも出場する。松友は「風がないということは、普通ということ。気にすることはない。明日、私はミックスダブルスの試合があるけど、女子ダブルスの試合は水曜日から。初戦、自分たちのプレーを1回でも多く出せるように、また1試合でも多くできるように、しっかり頑張りたいと思います」と謙虚な姿勢で大会に臨む心構えを見せた。
2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した「タカマツ」ペアは、第3シードで大会に臨み、2大会連続のメダル獲得を狙う。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)