フェデラー、次は全仏制覇へ全力 異例の8週間オフ「私の本当の開幕なんだ」
全豪オープンに続き、今季マスターズ1000で2勝目を飾った絶好調のレジェンド。今後は、シーズン中には異例の8週間のオフを取って体調万全に仕上げ、過去7度優勝している6月のウィンブルドン制覇に全力を尽くすようだ。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
ナダル撃破でマイアミOP制覇のベテラン、6月全仏までクレー全大会欠場へ
男子テニスのマイアミ・オープンは2日(日本時間3日)、シングルス決勝が行われ、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)を6-3、6-4のストレートで下し、11年ぶり3度目の優勝を飾った。
全豪オープンに続き、今季マスターズ1000で2勝目を飾った絶好調のレジェンド。今後は、シーズン中には異例の8週間のオフを取って体調万全に仕上げ、6月の全仏オープンから過去7度優勝している7月のウィンブルドン制覇に全力を尽くすようだ。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。
今季3勝目で通算91勝目を挙げた35歳のベテラン。次なる目標は、歴代1位タイ7度の優勝を誇る芝の決戦に定め、全身全霊を傾ける。
「ウィンブルドンは今や最大のゴールになった。芝こそが僕にとっては重要なんだ」
記事では、フェデラーはこう語ったという。全仏オープン以外のツアーは参加せずに8週間のオフを取り、クレーシーズンは全仏オープン以外欠場という決断だ。目的は昨季後半戦欠場を余儀なくされた左膝のケアだという。