女子ゴルフ25歳蛭田みな美が首位発進 オフの筋トレ効果実感「バランスよく振れた」
女子ゴルフの国内ツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOSが17日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で開幕した。ツアー未勝利の25歳・蛭田みな美(ユアサ商事)が8バーディー、1ボギーの65で回り、上田桃子、稲見萌寧と並ぶ7アンダーで首位発進。悲願の初優勝へ好スタートを切った。
Tポイント×ENEOS
女子ゴルフの国内ツアー今季第3戦・Tポイント×ENEOSが17日、鹿児島高牧CC(6419ヤード、パー72)で開幕した。ツアー未勝利の25歳・蛭田みな美(ユアサ商事)が8バーディー、1ボギーの65で回り、上田桃子、稲見萌寧と並ぶ7アンダーで首位発進。悲願の初優勝へ好スタートを切った。
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ティーショットとパットが冴えた。蛭田のドライバーショットは次々とフェアウェーを捉える展開。3番で最初のバーディーを奪うと、4番パー4は残り118ヤードから3メートルにつけてバーディーだ。9番は10メートルの上りのフックラインをねじ込んでバーディー。11番も7メートルを沈めた。後半はショットをピンそばにつけ、5バーディーを奪ってみせた。
「パットのフィーリングが凄くよかった。入ってくれてよかったです。ライン(のイメージ)が凄く出ていました。あとはティーショットがよかったですね。セカンドをフェアウェーから打てていたので」
オフは飛距離を伸ばすため、瞬発系のトレーニングを多く取り入れた。飛距離アップを実感したが、開幕から2試合は予選落ち、24位。飛ばしたいあまり「大人しく振ることを忘れていた」とスイングのリズムが早くなった。この日は力まないことを意識。修正がハマり、「ゆったりバランスよく振れた」と飛距離とリズムがかみ合った。
アマチュア時代から活躍し、2016年プロテストに一発合格。まだ初優勝には届いてない。今季は最終予選会29位の資格で出場。第2日への意気込みを問われ、「う~ん、そうですね……」と迷いつつ、「頑張ります!」と笑った。明るくマイペースな性格も魅力の一つ。悲願に向けて一歩ずつ突き進む。
(THE ANSWER編集部)