パッキャオ現役復帰と米報道 「6.3」21戦全勝選手と対戦へ「もう一度戦いたい、と」
2021年9月に引退を表明したボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(フィリピン)が、44歳で現役復帰を果たす可能性が高まっている。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
パッキャオの現役復帰について米メディアが報道
2021年9月に引退を表明したボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏(フィリピン)が、44歳で現役復帰を果たす可能性が高まっている。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
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パッキャオの運営する興行会社「MPプロモーションズ」でプロモーターを務めるショーン・ギボンズ氏が、現地時間14日に明かしたという。復帰戦は6月3日にUAE・アブダビ開催を視野に入れており、相手は2階級制覇王者ナイジェル氏を父に持つ21戦全勝(14KO)の26歳コナー・ベン(英国)が相手候補と記されている。
記事によると、ギボンズ氏は「彼は3位に終わったフィリピン大統領選挙出馬の時間のために引退した。彼は大統領選のための引退と感じていたが、今ではもう一度戦いたいと感じている。最も高いレベルで戦えるという感覚がある」と話していたという。
パッキャオは史上最多の世界6階級制覇を成し遂げたが、2021年8月にWBA世界ウェルター級スーパー王者だったヨルデニス・ウガス(キューバ)に判定負け。同9月に現役引退を発表した。フィリピン大統領選には落選。昨年12月に韓国人YouTuberとのエキシビジョンマッチに出場したが、ウガス戦以来、公式戦のリングには上がっていない。
記事では、ギボンズ氏が「マニーは史上最高で、まだまだ戦える余力を残している」とコメント。ベン以外にも、元IBF世界ウェルター級王者のケル・ブルック、元WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンクJr.(ともに英国)も相手候補として挙がっているという。
(THE ANSWER編集部)