井上尚弥、次戦は「日本史上最大の興行」 20億円の村田&ゴロフキン戦以上になる理由
本田会長「海外でこれだけ話題になるのは珍しいです」
昨年4月のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と村田諒太(帝拳)のWBAスーパー&IBF世界ミドル級王座統一戦は、20億円を超える日本史上最大規模の興行だった。世界的に人気の高い中量級、重量級なら米国以外での開催でも注目度が高い。軽量級では興行規模が小さくなりがちだが、井上の“名前”が認められた証しとなった。本田会長は続ける。
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「今回の井上選手の試合は(ゴロフキン―村田戦の)ファイトマネーは超えませんが、内容、興味、期待など全ての要素を入れれば、日本では史上最大のイベントになるでしょう。(過去の日本人選手の試合は)米国人が見てくれません。でも、今回は米国人の世界王者。井上選手は米国人が認めている選手です。試合は世界で配信されます。海外でこれだけ話題になるのは珍しいです」
井上は強すぎるあまり、過去に対戦を拒否されるケースが少なくなかった。しかし、今回のフルトンは「断る理由がない」と王者として挑戦を受け入れ。2月24日に元王者のブランドン・フィゲロア(米国)と再戦する方向だったが、井上戦に舵を切った。世界的な視聴数では、日本人最大規模になるようだ。
「NTTドコモ Presents WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ スティーブン・フルトン VS 井上尚弥 -streaming on Lemino-」と題された会見。井上は「結果で返したい」と期待に応えることを強調した。2か月後、世界のモンスターが暴れまわる。
(THE ANSWER編集部)