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テンさんへ 母国のボクシング英雄も追悼「君は僕たちの思い出の中で生き続ける」

フィギュアスケートのソチ五輪銅メダリストのデニス・テンさん(カザフスタン)が19日に暴漢に襲われ、亡くなったことを受け、同じスポーツ界のカザフスタンの英雄、ボクシングのゲンナジー・ゴロフキンも生前のテンさんとの2ショットを掲載。哀悼の意を表している。

ソチ五輪銅メダリストのデニス・テン【写真:Getty Images】
ソチ五輪銅メダリストのデニス・テン【写真:Getty Images】

ボクシング王者ゴロフキンがSNSで生前の2ショットを掲載

 フィギュアスケートのソチ五輪銅メダリストのデニス・テンさん(カザフスタン)が19日に暴漢に襲われ、亡くなったことを受け、同じスポーツ界のカザフスタンの英雄、ボクシングのゲンナジー・ゴロフキンも生前のテンさんとの2ショットを掲載。哀悼の意を表している。

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 21日に行われた市民葬に練習中の米国から急きょ駆けつけ、参加したゴロフキン。その前日には自身のインスタグラムを更新し、1枚の画像を掲載していた。白いシャツ姿で笑みをこぼすゴロフキン。その隣で黒のTシャツをまとい、肩を組んでいるのはテンさんだった。生前、いつも見せていたような優しい笑顔。人柄が浮かばれる1枚だ。

 投稿では「君は僕たちの思い出の中で生き続ける…安らかに眠れ」とつづっている。ゴロフキンはミドル級3団体統一王者で現在、ボクシング界最強の呼び声が高い。ソチ五輪のフィギュアスケートで同国以上初めてメダルを獲得したテンさんはともに、カザフスタンのスポーツ界が誇る英雄的存在。コメント欄でも多くのファンが故人を忍んでいる。

「ああ、なんて辛いんだ」「あんなにも明るく、優しい人を失うのは辛い」「心中お察しします」「彼はカザフスタンの誇りだった」などと声が殺到している。ゴロフキンは練習を取りやめ、米国から市民葬に参列。あまりに突然で、早すぎる死にカザフスタンのスポーツ界をともに牽引してきた英雄も冥福を祈るばかりだった。

(THE ANSWER編集部)

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