テンさん、市民葬で5000人が最後の別れ 母国のボクシング英雄も米国から参列
暴漢に襲われ、19日に亡くなったソチ五輪のフィギュアスケート男子銅メダリスト、デニス・テンさん(カザフスタン)の市民葬が21日に営まれ、多くのファンが別れを告げた。母国のボクシング界の英雄ゲンナジー・ゴロフキンも米国から急遽帰国し、参列したという。カザフスタンメディア「Prosports.kz」が伝えている。
カザフスタンの英雄ゴロフキンの姿も…会場外に溢れ、5000人が参列
暴漢に襲われ、19日に亡くなったソチ五輪のフィギュアスケート男子銅メダリスト、デニス・テンさん(カザフスタン)の市民葬が21日に営まれ、多くのファンが別れを告げた。母国のボクシング界の英雄ゲンナジー・ゴロフキンも米国から急遽帰国し、参列したという。カザフスタンメディア「Prosports.kz」が伝えている。
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「カザフスタン人がデニス・テンにさよならを告げる」と題した記事によると、悲しみの死から2日、カザフスタンの最大都市アルマトイで市民葬が営まれた。棺が置かれた数千人規模の会場外まで人で溢れ、生前の写真のほか、供える花を持ったファンが最後の別れをしようと殺到し、行列を作った様子を写真で伝えている。
その一人がボクシング界で世界最強の呼び声も高いゴロフキン。テンさんと並び、カザフスタンのスポーツ界が誇る英雄だ。「ゴロフキンがデニス・テンの葬儀のためトレーニングを中断して飛ぶ」と伝えた記事では生前のテンさんとの2ショットも掲載され、親交があったようだ。ゴロフキンは練習拠点の米国から急遽駆けつけ、故人を忍んだという。
現地テレビ局「Channel 24KZ」によると、参列者は5000人を数えたという。あまりに早すぎる死を多くのファンが悼んでいた。
(THE ANSWER編集部)